▪小さな4人の大きな約束
お名前入力
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
.
千早「太一すごい、
これインターネットで調べたの?」
真島「フフン、簡単だよ。
かるた会って意外と近くにあるんだぜ?」
ドヤ顔でえばる真島くんに苦笑する。
いやいや…
地図を調べたのは真島くんだけど
近くに《白波会》ってかるた会があるよ
って教えたの私だからね。
新「ていうか真島もかるたやるんか?」
真島「おまえら、かるたが一番得意なんだろ?」
首を縦に振る新くんに真島くんが張り合って
真島「俺はかるたばっかやるよーな
暇人じゃねーが、あっという間に
おまえと地味子くらい追い抜いてやる!」
NAME1「…!」
突然の挑発に肩が跳ねたけど、
ちょっと嬉しくなった。
文化センター内にある練習場に着くと
バンッと畳を叩く音が聞こえてきた。
緊張と期待の色を浮かべている新くん。
いつもひとりでやってたから
こうゆうのが久しぶりでドキドキするんだろうな。
みんなとかるたができる。
私も嬉しくて頬が緩んだ。
千早「ここだよね。」
真島「入っちゃおーぜ。」
NAME1「あっ!」
新「待って!今はあかん!」
千早「こーんにーちはーー!!」
ガラッと激しい音を立て千早が扉を開けると
同時にバババン!と札を弾く音が一斉に鳴る。
すぐさまたくさんの尖った視線を浴びた。
や、やばい、邪魔しちゃった。
先に言っておけばよかった…。
「君たち今練習中だから見学ならすみっこでなー。」
NAME1「ごっ、ごめんなさい!」
新「すみません!
すみっこ行って、はよ!」
真島「なんだよー。」
NAME1「静かに…!」
忍び足で隅に寄りそっと腰を下ろすと
ひっそりとした声で説明する。
新「札が詠まれ出したら動いてもあかんでの。」
NAME1「音が大切なの。雑音立てちゃダメ。」
” はるす ”
?「どしぇーー!!」
猛り狂った大声に思わず耳を塞いだ。
何あのおじさん!
超マナー違反!
絶対試合相手にしたくないタイプ!
新くんがうずうずしてるのが見て取れる。
はやくかるたやりたいんだろーな。
練習試合が終わり、
近くにいたお姉さんが代表の人を呼んでくれた。
?「ちょっと待ちなさい反省中だよ!」
「ごめんねー、原田先生が責任者なんだけど。」
え。
責任者ってあの激しいおじさん…?!
まじですか…。
.
千早「太一すごい、
これインターネットで調べたの?」
真島「フフン、簡単だよ。
かるた会って意外と近くにあるんだぜ?」
ドヤ顔でえばる真島くんに苦笑する。
いやいや…
地図を調べたのは真島くんだけど
近くに《白波会》ってかるた会があるよ
って教えたの私だからね。
新「ていうか真島もかるたやるんか?」
真島「おまえら、かるたが一番得意なんだろ?」
首を縦に振る新くんに真島くんが張り合って
真島「俺はかるたばっかやるよーな
暇人じゃねーが、あっという間に
おまえと地味子くらい追い抜いてやる!」
NAME1「…!」
突然の挑発に肩が跳ねたけど、
ちょっと嬉しくなった。
文化センター内にある練習場に着くと
バンッと畳を叩く音が聞こえてきた。
緊張と期待の色を浮かべている新くん。
いつもひとりでやってたから
こうゆうのが久しぶりでドキドキするんだろうな。
みんなとかるたができる。
私も嬉しくて頬が緩んだ。
千早「ここだよね。」
真島「入っちゃおーぜ。」
NAME1「あっ!」
新「待って!今はあかん!」
千早「こーんにーちはーー!!」
ガラッと激しい音を立て千早が扉を開けると
同時にバババン!と札を弾く音が一斉に鳴る。
すぐさまたくさんの尖った視線を浴びた。
や、やばい、邪魔しちゃった。
先に言っておけばよかった…。
「君たち今練習中だから見学ならすみっこでなー。」
NAME1「ごっ、ごめんなさい!」
新「すみません!
すみっこ行って、はよ!」
真島「なんだよー。」
NAME1「静かに…!」
忍び足で隅に寄りそっと腰を下ろすと
ひっそりとした声で説明する。
新「札が詠まれ出したら動いてもあかんでの。」
NAME1「音が大切なの。雑音立てちゃダメ。」
” はるす ”
?「どしぇーー!!」
猛り狂った大声に思わず耳を塞いだ。
何あのおじさん!
超マナー違反!
絶対試合相手にしたくないタイプ!
新くんがうずうずしてるのが見て取れる。
はやくかるたやりたいんだろーな。
練習試合が終わり、
近くにいたお姉さんが代表の人を呼んでくれた。
?「ちょっと待ちなさい反省中だよ!」
「ごめんねー、原田先生が責任者なんだけど。」
え。
責任者ってあの激しいおじさん…?!
まじですか…。
.