▪小さな4人の大きな約束
お名前入力
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
.
真島「あのよそもんと話すのやめんなら
ハブ解除してやってもいーけどー?」
次の日、教室に入ると
クラス中のみんなが千早ちゃんから
視線を逸らして無視していた。
真島くん、ハブって本当だったんだ…。
それを知っても何もできない自分は
結局真島くんと同じ側の人間だ…。
ここのところこんな思いばかりで
もう学校に来るのが嫌になりそう。
千早「私はいーから、綿谷くん解除してよ。」
真島「なんだよ千早!
クラスみんなでハブって決めたんだぜ。」
新「も…もういいって綾瀬さん、」
真島「こいつチビだしビンボーだし
田舎者じゃん!」
新くんが酷いことを言われてるのに、
千早ちゃんは立ち向かってるのに、
私は黙って見てるしかできない。
これ以上自分を責めたくも無くて、
机に顔を伏して耳を塞いだ。
千早「でも!」
新「……もうい…」
千早「綿谷くん、かるただったら
ここの誰にも負けないよ!!ねえっ?!」
声を張り上げて言う千早ちゃんの台詞に
顔を上げずにはいられなかった。
新「………い……………
1枚も…取らせんよ…。」
心臓が波打って痛い。
みんなの前でも胸を張って
そう言える新くんが羨ましくて
新くんも私には無いもの持ってるって。
千早ちゃんも、新くんも、かっこいいなあ……。
ここから見える新くんの横顔が
とってもキラキラしてて
つい見つめてしまった。
真島くんはガンッと椅子を蹴り飛ばすと
親指を地面に向けて宣戦布告する。
真島「言ったな。じゃー勝負だ。
1枚でも取られたら卒業までおまえはハブだ!」
みんなは知らなくても、
私や千早ちゃんには結果は見えてる。
いくら何でもこなす真島くんでも
かるただけは新くんに適う筈ない。
そう思うけど、
真島くんのその自信だけは
ほんとに羨ましいんだよ。
.
真島「あのよそもんと話すのやめんなら
ハブ解除してやってもいーけどー?」
次の日、教室に入ると
クラス中のみんなが千早ちゃんから
視線を逸らして無視していた。
真島くん、ハブって本当だったんだ…。
それを知っても何もできない自分は
結局真島くんと同じ側の人間だ…。
ここのところこんな思いばかりで
もう学校に来るのが嫌になりそう。
千早「私はいーから、綿谷くん解除してよ。」
真島「なんだよ千早!
クラスみんなでハブって決めたんだぜ。」
新「も…もういいって綾瀬さん、」
真島「こいつチビだしビンボーだし
田舎者じゃん!」
新くんが酷いことを言われてるのに、
千早ちゃんは立ち向かってるのに、
私は黙って見てるしかできない。
これ以上自分を責めたくも無くて、
机に顔を伏して耳を塞いだ。
千早「でも!」
新「……もうい…」
千早「綿谷くん、かるただったら
ここの誰にも負けないよ!!ねえっ?!」
声を張り上げて言う千早ちゃんの台詞に
顔を上げずにはいられなかった。
新「………い……………
1枚も…取らせんよ…。」
心臓が波打って痛い。
みんなの前でも胸を張って
そう言える新くんが羨ましくて
新くんも私には無いもの持ってるって。
千早ちゃんも、新くんも、かっこいいなあ……。
ここから見える新くんの横顔が
とってもキラキラしてて
つい見つめてしまった。
真島くんはガンッと椅子を蹴り飛ばすと
親指を地面に向けて宣戦布告する。
真島「言ったな。じゃー勝負だ。
1枚でも取られたら卒業までおまえはハブだ!」
みんなは知らなくても、
私や千早ちゃんには結果は見えてる。
いくら何でもこなす真島くんでも
かるただけは新くんに適う筈ない。
そう思うけど、
真島くんのその自信だけは
ほんとに羨ましいんだよ。
.