第五章*
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奏「NAME1ちゃん、
何か悩み事でもあるんですか?
今日はあまり集中できてないようですけど…。」
日曜日、結局昼過ぎまで
新とふたりで爆睡してしまって
新は夕方からバイトだったし
どこに出かけるでもなく、
記憶を頼りに前日の試合の感想戦をして
ここは送り札これにしたら良かったとか、
ここで札分けたら良かったとか、
そうこうしてるうちに家出る時間になって。
ふたりとも何となく
夜の件には触れずに別れてきてしまった。
NAME1「かなちゃん、新がさ、」
奏「えっと新さんって、
部長やNAME1ちゃん、千早ちゃんの
友達だっていう、かるたの強い方ですか?」
NAME1「うん、そう。
最近たまに素っ気ない時があってさ、
赤くなって目を逸らされたり
返事に間があったり、
なんか変なんだよね。
調子乗りすぎて嫌われたのかなぁー。
でもいつもどおり優しい時もあるし…。」
奏「………そ、それは…!
しのぶれど…!
いえ、みちのくの…!
もしくは、かくとだに…!」
NAME1「…え?」
かなちゃんはよく歌で例えてくるけど
意味がすぐには理解できなくて難しい…。
あとで調べてみよう。
太一「新がどうしたって?」
NAME1「新が最近冷たいんだよう。
なんでなのかなー…?」
太一なら答えを持ってるかもと期待して
縋るような目付きで聞いてみる。
太一「今ちょうど千早が新と電話してるから
変わってもらって聞いてみたら。」
え、っと窓の外に視線をやると
楽しそうに笑い電話をする千早が見えた。
ドキッと心臓の鼓動が大きくなって
もやもやしたものが立ち込める。
あ、また、ほんと何なんだろ。
NAME1「…いいや。
楽しく話してるとこ、千早に悪いし…。」
てゆーか、なんか太一まで冷たくない?
はぁ、もう嫌ぁ…。
NAME1「かなちゃん、ごめん、続きやろ。
えっと、この時この札はね…」
心をはぐらかして
札を手に取りかなちゃんの指導をする。
でもこの心に引っかかった何かが解けないと
いつまでも気分が晴れないように思えた。
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奏「NAME1ちゃん、
何か悩み事でもあるんですか?
今日はあまり集中できてないようですけど…。」
日曜日、結局昼過ぎまで
新とふたりで爆睡してしまって
新は夕方からバイトだったし
どこに出かけるでもなく、
記憶を頼りに前日の試合の感想戦をして
ここは送り札これにしたら良かったとか、
ここで札分けたら良かったとか、
そうこうしてるうちに家出る時間になって。
ふたりとも何となく
夜の件には触れずに別れてきてしまった。
NAME1「かなちゃん、新がさ、」
奏「えっと新さんって、
部長やNAME1ちゃん、千早ちゃんの
友達だっていう、かるたの強い方ですか?」
NAME1「うん、そう。
最近たまに素っ気ない時があってさ、
赤くなって目を逸らされたり
返事に間があったり、
なんか変なんだよね。
調子乗りすぎて嫌われたのかなぁー。
でもいつもどおり優しい時もあるし…。」
奏「………そ、それは…!
しのぶれど…!
いえ、みちのくの…!
もしくは、かくとだに…!」
NAME1「…え?」
かなちゃんはよく歌で例えてくるけど
意味がすぐには理解できなくて難しい…。
あとで調べてみよう。
太一「新がどうしたって?」
NAME1「新が最近冷たいんだよう。
なんでなのかなー…?」
太一なら答えを持ってるかもと期待して
縋るような目付きで聞いてみる。
太一「今ちょうど千早が新と電話してるから
変わってもらって聞いてみたら。」
え、っと窓の外に視線をやると
楽しそうに笑い電話をする千早が見えた。
ドキッと心臓の鼓動が大きくなって
もやもやしたものが立ち込める。
あ、また、ほんと何なんだろ。
NAME1「…いいや。
楽しく話してるとこ、千早に悪いし…。」
てゆーか、なんか太一まで冷たくない?
はぁ、もう嫌ぁ…。
NAME1「かなちゃん、ごめん、続きやろ。
えっと、この時この札はね…」
心をはぐらかして
札を手に取りかなちゃんの指導をする。
でもこの心に引っかかった何かが解けないと
いつまでも気分が晴れないように思えた。
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