第四章*
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- 新side -
ゴンッと鈍い音が車内に響いた。
村尾「NAME1ちゃん寝てもたか。
頭打ってるで、新、横にならしてやり。」
窓にゴンゴンと頭を打ち付ける
NAME1の肩を慌てて引き寄せると
ごろんと俺の膝に頭を乗せ寝言を言う。
猫かなんかか。
心の中で突っ込みを入れて
思わず顔がほころんだ。
村尾「新、おまえNAME1ちゃん狙うてるやろ〜。」
ぶっ…!
村尾さん何言うんや突然!
ミラー越しに見える村尾さんは
目を弧にしてニヤニヤと気味が悪い。
新「や…やめてくださいよ。
狙うてるとか、ほんな言い方…。」
ドッドッドッと胸が中から突かれて
身体中が火照り出す。
村尾「NAME1ちゃんは疎そうやさけぇな。
新も大変やの。」
他人事やと思てクックッと喉を鳴らして
楽しそうに茶化す村尾さん。
頬杖をつきながら、窓の外をぼーっと眺める。
楽しい。
苦しい。
嬉しい。
悲しい。
苦しい。
苦しい…苦しい。
村尾さんが言うように
NAME1は疎いで、
惑わすようなこともサラッと言うし
乱すようなことも平然とする。
俺も男やよ。
ほやけどNAME1はほんなつもりで
言うたりしたりしてえんやろうし、
痛い勘違いでNAME1を傷つけたりしたくないで
自分を抑えるでいっぱいいっぱいになるんや。
村尾「ほんな難しい顔して、本当に大変なんやな。
まぁ話ならいつでも聞いてやるで。」
家に近づき見慣れた景色が広がると
はっとうとうとしかけた意識を戻した。
人ひとりえん静まり返った道を
車のライトだけがぼわっと照らす。
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- 新side -
ゴンッと鈍い音が車内に響いた。
村尾「NAME1ちゃん寝てもたか。
頭打ってるで、新、横にならしてやり。」
窓にゴンゴンと頭を打ち付ける
NAME1の肩を慌てて引き寄せると
ごろんと俺の膝に頭を乗せ寝言を言う。
猫かなんかか。
心の中で突っ込みを入れて
思わず顔がほころんだ。
村尾「新、おまえNAME1ちゃん狙うてるやろ〜。」
ぶっ…!
村尾さん何言うんや突然!
ミラー越しに見える村尾さんは
目を弧にしてニヤニヤと気味が悪い。
新「や…やめてくださいよ。
狙うてるとか、ほんな言い方…。」
ドッドッドッと胸が中から突かれて
身体中が火照り出す。
村尾「NAME1ちゃんは疎そうやさけぇな。
新も大変やの。」
他人事やと思てクックッと喉を鳴らして
楽しそうに茶化す村尾さん。
頬杖をつきながら、窓の外をぼーっと眺める。
楽しい。
苦しい。
嬉しい。
悲しい。
苦しい。
苦しい…苦しい。
村尾さんが言うように
NAME1は疎いで、
惑わすようなこともサラッと言うし
乱すようなことも平然とする。
俺も男やよ。
ほやけどNAME1はほんなつもりで
言うたりしたりしてえんやろうし、
痛い勘違いでNAME1を傷つけたりしたくないで
自分を抑えるでいっぱいいっぱいになるんや。
村尾「ほんな難しい顔して、本当に大変なんやな。
まぁ話ならいつでも聞いてやるで。」
家に近づき見慣れた景色が広がると
はっとうとうとしかけた意識を戻した。
人ひとりえん静まり返った道を
車のライトだけがぼわっと照らす。
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