第四章*
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NAME1「お迎えって、村尾さんだったんだあ!」
福井南雲会のエース、村尾慎一さん。
たまに南雲会に遊びに行くと
よく練習に付き合ってくれてた。
会うのは一年ぶりくらい。
村尾「NAME1ちゃんが来てるなら
俺も出ればよかったなあ。
で、NAME1ちゃんは
どこまで送ったらいいんや?」
新「…ウチ。」
運転席の空気がピシッと凍りつく。
村尾「…新…。おまえ…
大人しそうな顔して中々やる奴やの…。」
新が目のふちを赤くして何故か慌ててて
なんだか分からないけど楽しい。
村尾「NAME1ちゃん六段になるんやろ?
凄いな、まだ高校生やのに。」
NAME1「自分の予定よりは遅かったよ。
去年の中学選手権で優勝できてればなぁ。」
六段への昇段基準はいくつかあって
選手権優勝、選抜戦優勝、
A級得点40点、A級優勝5回、
それと
準名人または準クイーン位。
そのうちのどれかを満たせば申請できる。
やっぱり選手権優勝か選抜戦優勝で
一発昇段できたらカッコイイ!
準クイーンで、っていうのは
満たせても多分私は意地で申請しないと思う(笑)
NAME1「まだまだだよ。
高校生でも詩暢ちゃんはもう七段だし。」
ルームミラー越しに村尾さんの視線を感じた。
NAME1「やだ、村尾さん今
チラ見したでしょ、えっち。」
村尾「ククッ、違うよ、
NAME1ちゃんの夢は変わらんのやなと思て。」
NAME1「当たり前じゃん、次の京都の大会、
詩暢ちゃん目当てでエントリーしたし!」
新「え?!もう詩暢ちゃん倒しに行くんか?」
あ、そっか新にもまだ言ってなかったっけ。
NAME1「もちろん勝つつもりで挑むけど、
まぁ高校選手権とクイーン戦前のご挨拶。」
新「ほうか。暇やったら見に行くで。」
NAME1「え、じゃあ尚更頑張らないと。」
村尾さんが黙ってくすくすと笑う。
村尾「青春やのー。」
和やかな空気と車の心地いい揺れで
段々と瞼が重たくなって
夢の世界へ吸い込まれていった。
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NAME1「お迎えって、村尾さんだったんだあ!」
福井南雲会のエース、村尾慎一さん。
たまに南雲会に遊びに行くと
よく練習に付き合ってくれてた。
会うのは一年ぶりくらい。
村尾「NAME1ちゃんが来てるなら
俺も出ればよかったなあ。
で、NAME1ちゃんは
どこまで送ったらいいんや?」
新「…ウチ。」
運転席の空気がピシッと凍りつく。
村尾「…新…。おまえ…
大人しそうな顔して中々やる奴やの…。」
新が目のふちを赤くして何故か慌ててて
なんだか分からないけど楽しい。
村尾「NAME1ちゃん六段になるんやろ?
凄いな、まだ高校生やのに。」
NAME1「自分の予定よりは遅かったよ。
去年の中学選手権で優勝できてればなぁ。」
六段への昇段基準はいくつかあって
選手権優勝、選抜戦優勝、
A級得点40点、A級優勝5回、
それと
準名人または準クイーン位。
そのうちのどれかを満たせば申請できる。
やっぱり選手権優勝か選抜戦優勝で
一発昇段できたらカッコイイ!
準クイーンで、っていうのは
満たせても多分私は意地で申請しないと思う(笑)
NAME1「まだまだだよ。
高校生でも詩暢ちゃんはもう七段だし。」
ルームミラー越しに村尾さんの視線を感じた。
NAME1「やだ、村尾さん今
チラ見したでしょ、えっち。」
村尾「ククッ、違うよ、
NAME1ちゃんの夢は変わらんのやなと思て。」
NAME1「当たり前じゃん、次の京都の大会、
詩暢ちゃん目当てでエントリーしたし!」
新「え?!もう詩暢ちゃん倒しに行くんか?」
あ、そっか新にもまだ言ってなかったっけ。
NAME1「もちろん勝つつもりで挑むけど、
まぁ高校選手権とクイーン戦前のご挨拶。」
新「ほうか。暇やったら見に行くで。」
NAME1「え、じゃあ尚更頑張らないと。」
村尾さんが黙ってくすくすと笑う。
村尾「青春やのー。」
和やかな空気と車の心地いい揺れで
段々と瞼が重たくなって
夢の世界へ吸い込まれていった。
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