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NAME1「もしかして、迷惑だった…？」

新「え？！ちがう、そうでない！」

NAME1「だって何か変だもん。」



目が泳いでて、返事に変な間があって、

伏し目になって困った顔してる。




新「いや…。」

NAME1「なに？」

新「………俺も会いたかったよ。」

NAME1「えっ？もう１回言って？
聞こえなかった。」



ほんとは聞こえてたけどね。

安堵と嬉しさで心が満たされる。




新「も…もういいやろ。
そろそろ会場行こっさ。」

NAME1「負けないからね！」

新「俺だって負けんよ。」




胸の底から込み上げる何かで

つい歩幅が大きくなった。




NAME1「あーらた！」

新「…何や？」

NAME1「あーーらたっ！」

新「だから何やって。」




上手く説明できないけど、

胸のあたりが熱くて苦しくて、

でも嫌じゃない気分。

私も何かおかしい。







会場に着いて、一回戦の相手を確認する。


初対戦の人か…。




新「また後での。」

NAME1「うん、頑張ろうね。」










金沢大会、第一回戦開始。




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