第一章*
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ハァ…っ…ハァ…っ…
屋上まで来た時、
授業開始のチャイムが鳴り響いた。
いいや、今は勉強なんて気分じゃない。
いまここには私しかいない、
落ち着かなくちゃ…。
目を閉じて、すうっと肺に空気を送る。
制服の裾が風を受けてハタハタと鳴った。
こういう冴えない気分の時に
私には必ずすることがある。
?「…もしもし?」
NAME1「…あらた……。」
そう、新に電話だ。
新「どした?授業中やろ。」
NAME1「…声聞きたくて。」
新「何かあったんか?」
NAME1「…ん……大丈夫。」
さっきとは違う息苦しさ。
新「ほうか?なら良いけど、」
NAME1「…新の声、落ち着く。」
新「NAME1、元気ないで心配するやろ。」
NAME1「授業中にごめんね、」
新「俺は大丈夫やで話してみてくれんか?」
優しく柔らかいその声に
身体がすっとほぐれていくのがわかる。
新はほんと優しいなあ。
授業中に電話なんて絶対迷惑なのに
ちゃんと出てくれた。
授業抜け出したのかな?
.
ハァ…っ…ハァ…っ…
屋上まで来た時、
授業開始のチャイムが鳴り響いた。
いいや、今は勉強なんて気分じゃない。
いまここには私しかいない、
落ち着かなくちゃ…。
目を閉じて、すうっと肺に空気を送る。
制服の裾が風を受けてハタハタと鳴った。
こういう冴えない気分の時に
私には必ずすることがある。
?「…もしもし?」
NAME1「…あらた……。」
そう、新に電話だ。
新「どした?授業中やろ。」
NAME1「…声聞きたくて。」
新「何かあったんか?」
NAME1「…ん……大丈夫。」
さっきとは違う息苦しさ。
新「ほうか?なら良いけど、」
NAME1「…新の声、落ち着く。」
新「NAME1、元気ないで心配するやろ。」
NAME1「授業中にごめんね、」
新「俺は大丈夫やで話してみてくれんか?」
優しく柔らかいその声に
身体がすっとほぐれていくのがわかる。
新はほんと優しいなあ。
授業中に電話なんて絶対迷惑なのに
ちゃんと出てくれた。
授業抜け出したのかな?
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