第五章*
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3試合連続…
だいぶ疲れが出てきた頃、
おばあちゃんが帰ってきた。
祖母「みなさん、いらっしゃい。
一度休憩でもいかがですか。」
そう言って、
冷たいオレンジジュースを出してくれた。
さすがおばあちゃん、分かってる。
お茶じゃなくてジュース。
そろそろ糖分取らなきゃ頭回んない。
奏「はっ、初めまして!
私、大江奏と申します!
NAME1さんとは同じクラスで
部活でも大変お世話になっていまして!
NAME2専任読手の詠み、
CDでいつも聴かせて頂いています!
…まるで千年前にタイムスリップ
してしまったような…
すぐそこに歌の美しい情景や
歌人の心持ちが色鮮やかに見えてきて…!」
…かなちゃんが荒ぶっている。
祖母「あらあら、ありがとうございます。
ではひと休憩したら、詠みましょうかね。」
太一vs千早
肉まんくんvsNAME1
かなちゃんvs机くん
みんな緊張して顔が強ばっている。
NAME1「みんな、いつも通りやろう。
練習だから、緊張しないで。」
肉まん「専任読手の詠みで練習とか
絶対俺らだけだぞ。そりゃ緊張するよ。」
千早「贅沢すぎる…。
でも固くなってちゃ練習にならない。
みんな深呼吸しよう!!」
” なにわづに さくやこのはな ふゆごもり
いまをはるべと さくやこのはな ”
聞き慣れたおばあちゃんの声が響く。
流れるような抑揚、
雑音が混じることのない、
柔らかく澄み切った音。
私の耳を育てた声だ。
太一vs千早、勝者 千早
肉まんくんvsNAME1、勝者 NAME1
かなちゃんvs机くん、勝者 かなちゃん
肉まん「なんだよ!男子全員負けかよ!」
NAME1「あはは、でも私は聞き慣れてるし
フェアじゃなかったよね。」
千早「すごく聞き取りやすかったー!」
机「NAME2読手、ありがとうございました。」
奏「…うぅ…っ…この上ない幸せ…!!」
太一「ありがとうございました。」
祖母「いえいえ。
満足頂けて何よりですよ。」
NAME1「じゃあ一旦今の試合の反省しよう。
おばあちゃん、あとでもう1回お願い。」
祖母「はいはい。」
今日の練習はまだまだ続く。
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3試合連続…
だいぶ疲れが出てきた頃、
おばあちゃんが帰ってきた。
祖母「みなさん、いらっしゃい。
一度休憩でもいかがですか。」
そう言って、
冷たいオレンジジュースを出してくれた。
さすがおばあちゃん、分かってる。
お茶じゃなくてジュース。
そろそろ糖分取らなきゃ頭回んない。
奏「はっ、初めまして!
私、大江奏と申します!
NAME1さんとは同じクラスで
部活でも大変お世話になっていまして!
NAME2専任読手の詠み、
CDでいつも聴かせて頂いています!
…まるで千年前にタイムスリップ
してしまったような…
すぐそこに歌の美しい情景や
歌人の心持ちが色鮮やかに見えてきて…!」
…かなちゃんが荒ぶっている。
祖母「あらあら、ありがとうございます。
ではひと休憩したら、詠みましょうかね。」
太一vs千早
肉まんくんvsNAME1
かなちゃんvs机くん
みんな緊張して顔が強ばっている。
NAME1「みんな、いつも通りやろう。
練習だから、緊張しないで。」
肉まん「専任読手の詠みで練習とか
絶対俺らだけだぞ。そりゃ緊張するよ。」
千早「贅沢すぎる…。
でも固くなってちゃ練習にならない。
みんな深呼吸しよう!!」
” なにわづに さくやこのはな ふゆごもり
いまをはるべと さくやこのはな ”
聞き慣れたおばあちゃんの声が響く。
流れるような抑揚、
雑音が混じることのない、
柔らかく澄み切った音。
私の耳を育てた声だ。
太一vs千早、勝者 千早
肉まんくんvsNAME1、勝者 NAME1
かなちゃんvs机くん、勝者 かなちゃん
肉まん「なんだよ!男子全員負けかよ!」
NAME1「あはは、でも私は聞き慣れてるし
フェアじゃなかったよね。」
千早「すごく聞き取りやすかったー!」
机「NAME2読手、ありがとうございました。」
奏「…うぅ…っ…この上ない幸せ…!!」
太一「ありがとうございました。」
祖母「いえいえ。
満足頂けて何よりですよ。」
NAME1「じゃあ一旦今の試合の反省しよう。
おばあちゃん、あとでもう1回お願い。」
祖母「はいはい。」
今日の練習はまだまだ続く。
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