第三章*
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大江「え…ええ。まあ…」
コホンと咳払いをし
大江「言うまでもなく小倉百人一首は
鎌倉時代の歌人藤原定家が天智天皇から
順徳院までの百人の歌人の優れた和歌を
年代順に一首ずつ選んだもの。
武将であり歌人であった宇都宮頼綱の京の
別荘小倉山荘の襖色紙に載せるために依頼を
受けたというこのきっかけも私は好きです。
多分に装飾的な美しさを持つものが選ばれ
たのも選定の目的が色紙和歌だったため。
すばらしい着服です!
男性歌人79人、女性歌人21人。
女性の活躍にも私は注目してしまいます。
現代の歌からは感じることのできない
季節感や奥ゆかしさや言葉の美しさー…
千年の昔からいまなお響いてくる鮮烈で
衝撃的な感動をどう表現してよいものやら
私はまだ言葉を見つけられずにーー……」
す、凄まじいなこの子。
和歌オタクなのかな。
千早「う、うん?
それで、競技かるたは好き?」
大江「袴は着用しないんですか?」
千早「袴?私は着たことないなぁー、
太一もないよね?NAME1もない?」
NAME1「かるたでは無いかな…」
ドンッ!
大江「どうしてっ!
歌あそびは宮廷人のもの。
十二単とはいかなくても袴くらいは…」
あぁああ怒ってる…
なんでこうなるのか、
人が怒ってるのほんと苦手なんだよなあ。
涙出そうになってきた。
大江「袴を着ることがないなら
弓道部のほうがよいかもしれません。
大変お騒がせいたしました。」
そう言って大江さんは行ってしまった。
ほんとに和歌が好きなんだな…。
太一「全然違うベクトルの
” かるた好き ” だなー。
俺たちはもう歌として聞いてねーじゃん。
千早は意味もわかんないの多いだろ。
あの子は競技かるた向いてないよ。」
NAME1「そうかな。
昔、原田先生が言ってたの覚えてる?
” 百人友達ができたと思って
仲良くなりなさい ” って。
大江さんは、もう百首と友達になってるよ。」
あんなに和歌を愛してる子だもん、
きっとかるたをやったら強くなるー…。
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大江「え…ええ。まあ…」
コホンと咳払いをし
大江「言うまでもなく小倉百人一首は
鎌倉時代の歌人藤原定家が天智天皇から
順徳院までの百人の歌人の優れた和歌を
年代順に一首ずつ選んだもの。
武将であり歌人であった宇都宮頼綱の京の
別荘小倉山荘の襖色紙に載せるために依頼を
受けたというこのきっかけも私は好きです。
多分に装飾的な美しさを持つものが選ばれ
たのも選定の目的が色紙和歌だったため。
すばらしい着服です!
男性歌人79人、女性歌人21人。
女性の活躍にも私は注目してしまいます。
現代の歌からは感じることのできない
季節感や奥ゆかしさや言葉の美しさー…
千年の昔からいまなお響いてくる鮮烈で
衝撃的な感動をどう表現してよいものやら
私はまだ言葉を見つけられずにーー……」
す、凄まじいなこの子。
和歌オタクなのかな。
千早「う、うん?
それで、競技かるたは好き?」
大江「袴は着用しないんですか?」
千早「袴?私は着たことないなぁー、
太一もないよね?NAME1もない?」
NAME1「かるたでは無いかな…」
ドンッ!
大江「どうしてっ!
歌あそびは宮廷人のもの。
十二単とはいかなくても袴くらいは…」
あぁああ怒ってる…
なんでこうなるのか、
人が怒ってるのほんと苦手なんだよなあ。
涙出そうになってきた。
大江「袴を着ることがないなら
弓道部のほうがよいかもしれません。
大変お騒がせいたしました。」
そう言って大江さんは行ってしまった。
ほんとに和歌が好きなんだな…。
太一「全然違うベクトルの
” かるた好き ” だなー。
俺たちはもう歌として聞いてねーじゃん。
千早は意味もわかんないの多いだろ。
あの子は競技かるた向いてないよ。」
NAME1「そうかな。
昔、原田先生が言ってたの覚えてる?
” 百人友達ができたと思って
仲良くなりなさい ” って。
大江さんは、もう百首と友達になってるよ。」
あんなに和歌を愛してる子だもん、
きっとかるたをやったら強くなるー…。
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