第三章*
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なんだか最近、
新の夢をよく見るようになった。
日が強くなり土の影を濃くしている
緑が意気揚々と茂り始めた、暮れの春。
太一がかるた部の創設への
協力をしてくれることになって、
早速使ってない教室を借りて準備中。
” 仲間増やすんだから何畳あっても足りない ”
と千早が言うもんだから、
私も太一も畳集めをやらされている。
太一「仲間なんて無理に増やさなくて
いいんじゃねえの?
目標はクイーンなんだろ。」
その言葉にピクッと身体が反応する。
千早も…
やっぱりクイーンを目指してるんだ。
ドクドクと血が激しく全身を駆け巡り
ギュッと強く拳を握った。
負けないよ、千早。
《 いつか近江神宮で 》
私がクイーンとして千早を
待ち受けたいと思っていたけど、
もしかしたら今年の予選、
千早は勝ち上がるかもしれない。
かるた歴は私の方がずっと長い。
でも千早は確実に実力をつけてきてる。
秋までまだ成長するだろうし
何より持ち前の才能と負けん気がある。
東予選で当たることになるかもしれない。
周りの音が聞こえない程に
しばらく考え込んでいると、
太一「…NAME1、おまえそんな
こえー顔してどうした?」
太一が青ざめた顔でドン引きしていた。
そ、そんなやばい顔してた?
焦りながら顔をぺたぺたする。
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なんだか最近、
新の夢をよく見るようになった。
日が強くなり土の影を濃くしている
緑が意気揚々と茂り始めた、暮れの春。
太一がかるた部の創設への
協力をしてくれることになって、
早速使ってない教室を借りて準備中。
” 仲間増やすんだから何畳あっても足りない ”
と千早が言うもんだから、
私も太一も畳集めをやらされている。
太一「仲間なんて無理に増やさなくて
いいんじゃねえの?
目標はクイーンなんだろ。」
その言葉にピクッと身体が反応する。
千早も…
やっぱりクイーンを目指してるんだ。
ドクドクと血が激しく全身を駆け巡り
ギュッと強く拳を握った。
負けないよ、千早。
《 いつか近江神宮で 》
私がクイーンとして千早を
待ち受けたいと思っていたけど、
もしかしたら今年の予選、
千早は勝ち上がるかもしれない。
かるた歴は私の方がずっと長い。
でも千早は確実に実力をつけてきてる。
秋までまだ成長するだろうし
何より持ち前の才能と負けん気がある。
東予選で当たることになるかもしれない。
周りの音が聞こえない程に
しばらく考え込んでいると、
太一「…NAME1、おまえそんな
こえー顔してどうした?」
太一が青ざめた顔でドン引きしていた。
そ、そんなやばい顔してた?
焦りながら顔をぺたぺたする。
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