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千早「やっぱりNAME1だった！
この前、何で逃げたの？？
すごいよ、すごいっ！
三人も一緒の高校に来てるなんて！」




目をキラキラ輝かせて

興奮を抑え切れずに暴れる千早。

三年ぶりだけど全然変わってないな。









ん？

三人って？

もしかして…。






NAME1「…えっ、もしかして…？」




驚いて目を見開く。




千早「そうだよ、太一もいるよ！
NAME1はまだ会ってないの？」




飛び上がりそうな程の驚きに、思わず


NAME1「えぇぇぇぇっ！」


と変な叫びを上げて目が回る。




NAME1「何それ偶然？！」



偶然にしては出来すぎだ。

私も太一も私立に行って、普通なら

二人ともエスカレーターで上がった筈。

私は環境を変えたくて

高校はこっちに来たんだけど、

太一も同じかな？

それとも…




千早「太一呼んでくる！」

NAME1「うん、待ってるね。」




小学生の頃の太一は

千早に気がありそうな感じだったし、

もし変わってなかったら

それが理由でこの学校に来たのかも。



勝手な妄想でニヤニヤと頬を緩ませた。





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