第十三章*
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授業を終えての放課後。
テスト前最後の部活動だ。
NAME1「…え?千早が吉野会大会出ない?」
突然の悲報に目を丸くする。
奏「宮内先生に止められちゃったらしいですよ。
このままだと留年するって。」
NAME1「そうなんだ…。」
かなちゃんより少し遅れて部室に着くと
千早と肉まんくんが机くんの授業を受けていた。
どうやら肉まんくんもピンチらしい。
千早「NAME1はかるたばっかりなのに
何で勉強もできちゃうの〜…。
塾とかも行ってないよねえ?」
半ば羨む目で泣きついてくる千早。
NAME1「そう言われても…。」
机「綾瀬!グダグダ言ってないでやるよ!」
千早「ううぅ…。」
少しだけ千早が不憫に思えて苦笑いする。
机くんも大変だな…。
太一「今日部活なし?
じゃあ俺白波会行くけど。」
NAME1「あっ、私も行く。」
肉まん「…なあ真島、聞こうと思ってたんだけど
おまえ高校選手権でも埼玉大会でも準優勝だよな。
準優勝2回でも普通ならA級に昇級できるじゃん。
先生に聞いてみたか?」
太一「いや白波会は優勝のみが昇級の条件だって
前に聞いてたから。
……勝つしかないならそうするよ。」
太一はひどく神妙な面持ちで鞄を持ち上げると
床を踏みしめるように部室を後にした。
NAME1「待って太一、みんな行ってきますっ。」
現B級選手にとって吉野会大会は
東日本予選への出場権を得る為の
ラストチャンス。
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授業を終えての放課後。
テスト前最後の部活動だ。
NAME1「…え?千早が吉野会大会出ない?」
突然の悲報に目を丸くする。
奏「宮内先生に止められちゃったらしいですよ。
このままだと留年するって。」
NAME1「そうなんだ…。」
かなちゃんより少し遅れて部室に着くと
千早と肉まんくんが机くんの授業を受けていた。
どうやら肉まんくんもピンチらしい。
千早「NAME1はかるたばっかりなのに
何で勉強もできちゃうの〜…。
塾とかも行ってないよねえ?」
半ば羨む目で泣きついてくる千早。
NAME1「そう言われても…。」
机「綾瀬!グダグダ言ってないでやるよ!」
千早「ううぅ…。」
少しだけ千早が不憫に思えて苦笑いする。
机くんも大変だな…。
太一「今日部活なし?
じゃあ俺白波会行くけど。」
NAME1「あっ、私も行く。」
肉まん「…なあ真島、聞こうと思ってたんだけど
おまえ高校選手権でも埼玉大会でも準優勝だよな。
準優勝2回でも普通ならA級に昇級できるじゃん。
先生に聞いてみたか?」
太一「いや白波会は優勝のみが昇級の条件だって
前に聞いてたから。
……勝つしかないならそうするよ。」
太一はひどく神妙な面持ちで鞄を持ち上げると
床を踏みしめるように部室を後にした。
NAME1「待って太一、みんな行ってきますっ。」
現B級選手にとって吉野会大会は
東日本予選への出場権を得る為の
ラストチャンス。
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