第十三章*
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NAME1「あのさぁ、おばあちゃん。」
祖母「なあに?」
NAME1「最近耳の調子が良くないんだけど…。」
祖母「あらやだ中耳炎かしら!
学校お休みして耳鼻科で診て頂きなさい。」
おばあちゃんはそう言いながら
耳鼻科の診察券を探しはじめる。
いや違うんだよ…
まぁ……私の言い方が悪かった。
NAME1「そうゆう調子悪いじゃなくてね。
かるたで今まで何を聞いてたのか考え出したら
音がよく分かんなくなっちゃったの。
おばあちゃんはそうゆうのあった?」
おばあちゃんは元3連覇クイーンだし、
今は現役の一流読手。
言わばかるたの “ 音 ” のスペシャリストだ。
もっと早く聞いてみれば良かった。
祖母「無いわね。」
…おぉ。
きっぱりばっさり言い切った。
無いのか…。
NAME1「そっかあ…。」
祖母「おばあちゃんはNAME1と違って素直なの。
そんなに難しく考えたことないわよ。」
…ん?
なんかちょっとディスられた?
祖母「でもね、みんな音が音がって言うけれど
歌は “ 音 ” である前に “ 言葉 ” なのよ 。
読み手になって気づいたことはたくさんあるわ。」
“ 言葉 ” …
またまた難しいことを…。
かなちゃんが言う〈 かるたは “ 歌 ” 〉の
更に深い部分に突っ込んだような…。
でも、読み手になって気づく…か。
いつもテープばっかりだからなあ。
集中できないまま闇雲に練習するより
今日は読手をしてみてもいいかもしれない。
NAME1「あっ、やば!もうこんな時間!」
今日はかるた部の朝練がある。
一刻を争う事態に、
秒針と競うようにドタドタと玄関へ向かった。
NAME1「いってきまーす!」
祖母「はいはい、気をつけるのよ。」
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NAME1「あのさぁ、おばあちゃん。」
祖母「なあに?」
NAME1「最近耳の調子が良くないんだけど…。」
祖母「あらやだ中耳炎かしら!
学校お休みして耳鼻科で診て頂きなさい。」
おばあちゃんはそう言いながら
耳鼻科の診察券を探しはじめる。
いや違うんだよ…
まぁ……私の言い方が悪かった。
NAME1「そうゆう調子悪いじゃなくてね。
かるたで今まで何を聞いてたのか考え出したら
音がよく分かんなくなっちゃったの。
おばあちゃんはそうゆうのあった?」
おばあちゃんは元3連覇クイーンだし、
今は現役の一流読手。
言わばかるたの “ 音 ” のスペシャリストだ。
もっと早く聞いてみれば良かった。
祖母「無いわね。」
…おぉ。
きっぱりばっさり言い切った。
無いのか…。
NAME1「そっかあ…。」
祖母「おばあちゃんはNAME1と違って素直なの。
そんなに難しく考えたことないわよ。」
…ん?
なんかちょっとディスられた?
祖母「でもね、みんな音が音がって言うけれど
歌は “ 音 ” である前に “ 言葉 ” なのよ 。
読み手になって気づいたことはたくさんあるわ。」
“ 言葉 ” …
またまた難しいことを…。
かなちゃんが言う〈 かるたは “ 歌 ” 〉の
更に深い部分に突っ込んだような…。
でも、読み手になって気づく…か。
いつもテープばっかりだからなあ。
集中できないまま闇雲に練習するより
今日は読手をしてみてもいいかもしれない。
NAME1「あっ、やば!もうこんな時間!」
今日はかるた部の朝練がある。
一刻を争う事態に、
秒針と競うようにドタドタと玄関へ向かった。
NAME1「いってきまーす!」
祖母「はいはい、気をつけるのよ。」
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