第十二章*
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あっ…
太一と肉まんくんの試合…!
くそう、ちゃんと見たかった!
かなちゃんと机くんのこの後も気になる…。
自分が2人いればよかったのに!
現在太一の陣が11枚、肉まんくんの陣が9枚。
接戦だ。
“ こい ” バッ
“ すちょー ”
“ さ ” ダッ
“ びしさにー ”
“ ふ ” パンッ
“ くからにー ”
太一の鋭い指先に身が震える。
今の “ ふ ” すごく早かった。
これで9-8…まだ分からない。
太一が意思を含めた眼差しでこちらを見る。
《 つくっていこう。
優勝をかけて10時間戦える身体をー…。 》
あの時から皆が見る先は “ 優勝 ” 一つだったんだ。
“ はるすぎてー ” パンッ
“ たかさごのー ” ダンッ
“ めぐりあいてー ” バシッ
ーー…
丁寧に。
一枚一枚に想いを乗せて紡いでる。
“ ちはやぶるー ” バンッ
3-4…太一がリードした。
肉まんくんは焦ってない。
でも強い気持ちが漲ってるのが分かる。
A級に上がることを目標にしてる太一と違って
肉まんくんは名人戦を目指してはいないけど
太一に先を越されたくはないんだろう。
“ なが ” ダンッ
“ あさぼらけ ” パッ
“ つく ” バシッ
2-2…
嫌な予感がするー…。
「「ありがとうございました…っ。」」
D級の決着がついた。
かなちゃんが笑顔で涙を零すところを見て
私も自分のことのように感極まる。
最後を見届けられなかったことに嘆きつつも
まだ終わってはいないB級の決戦へと視線を戻した。
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あっ…
太一と肉まんくんの試合…!
くそう、ちゃんと見たかった!
かなちゃんと机くんのこの後も気になる…。
自分が2人いればよかったのに!
現在太一の陣が11枚、肉まんくんの陣が9枚。
接戦だ。
“ こい ” バッ
“ すちょー ”
“ さ ” ダッ
“ びしさにー ”
“ ふ ” パンッ
“ くからにー ”
太一の鋭い指先に身が震える。
今の “ ふ ” すごく早かった。
これで9-8…まだ分からない。
太一が意思を含めた眼差しでこちらを見る。
《 つくっていこう。
優勝をかけて10時間戦える身体をー…。 》
あの時から皆が見る先は “ 優勝 ” 一つだったんだ。
“ はるすぎてー ” パンッ
“ たかさごのー ” ダンッ
“ めぐりあいてー ” バシッ
ーー…
丁寧に。
一枚一枚に想いを乗せて紡いでる。
“ ちはやぶるー ” バンッ
3-4…太一がリードした。
肉まんくんは焦ってない。
でも強い気持ちが漲ってるのが分かる。
A級に上がることを目標にしてる太一と違って
肉まんくんは名人戦を目指してはいないけど
太一に先を越されたくはないんだろう。
“ なが ” ダンッ
“ あさぼらけ ” パッ
“ つく ” バシッ
2-2…
嫌な予感がするー…。
「「ありがとうございました…っ。」」
D級の決着がついた。
かなちゃんが笑顔で涙を零すところを見て
私も自分のことのように感極まる。
最後を見届けられなかったことに嘆きつつも
まだ終わってはいないB級の決戦へと視線を戻した。
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