第十二章*
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前の暗記が抜けてない。
身体もいつもより重い。
緩急つけずに全ての札にフルパワーだから…。
慣れない戦い方をするとこんなにしんどいんだ。
村尾「NAME1ちゃん。負けんでの。」
NAME1「よ、よろしくお願いします…。」
必死に切り替えようとはしてみるけど
消えない不安に半ば涙目になる。
怖い…。
ズタボロにされてメンタル崩壊したらどうしよう。
新「NAME1と村尾さん当たるの久々やの。」
NAME1「行ってくる…。」
自分の身体の強張りに手を焼きながら席へ向かった。
ダメだ。
集中。
村尾さんだろうが誰だろうが
まず基礎からしっかり!
村尾「ほんな怖い顔いらんわぁ〜。」
ガシャガシャと札を混ぜ合わせながら
村尾さんが吹き出した。
それに合わせて顔を上げると、
映る笑顔の村尾さんに少しだけホッとする。
そうだ。
やらなくて後悔する暇なんて、もう無い。
初心に戻ろう。
負けたっていいんだ。
まだまだ練習なんだ。
成長するための負けならいい。
でも
勝つつもりで。
全力で!
「「よろしくお願いします。」」
とくりとくりと静かに鳴る鼓動を胸に感じながら
男声の低く深い難波津の歌に耳を澄ませた。
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前の暗記が抜けてない。
身体もいつもより重い。
緩急つけずに全ての札にフルパワーだから…。
慣れない戦い方をするとこんなにしんどいんだ。
村尾「NAME1ちゃん。負けんでの。」
NAME1「よ、よろしくお願いします…。」
必死に切り替えようとはしてみるけど
消えない不安に半ば涙目になる。
怖い…。
ズタボロにされてメンタル崩壊したらどうしよう。
新「NAME1と村尾さん当たるの久々やの。」
NAME1「行ってくる…。」
自分の身体の強張りに手を焼きながら席へ向かった。
ダメだ。
集中。
村尾さんだろうが誰だろうが
まず基礎からしっかり!
村尾「ほんな怖い顔いらんわぁ〜。」
ガシャガシャと札を混ぜ合わせながら
村尾さんが吹き出した。
それに合わせて顔を上げると、
映る笑顔の村尾さんに少しだけホッとする。
そうだ。
やらなくて後悔する暇なんて、もう無い。
初心に戻ろう。
負けたっていいんだ。
まだまだ練習なんだ。
成長するための負けならいい。
でも
勝つつもりで。
全力で!
「「よろしくお願いします。」」
とくりとくりと静かに鳴る鼓動を胸に感じながら
男声の低く深い難波津の歌に耳を澄ませた。
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