第十二章*
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ドゴッ…
新「だ、大丈夫?」
NAME1「だいじょばない…。」
今にもぶっ倒れそうな身体を壁で支える。
3回戦目の富士崎高校の2年生、山井真琴さん、
女子か男子か分からなかったけど強かった…。
ギリギリ3枚差で勝ったけど
本当にギリギリだった。
なんとかここまで持った。
だいぶ振るいにかけられて残るはよく見る顔ぶれ。
上位恒例の猛者たちばかり。
きっとたくさん学べる。
千早は1回戦でベテランの金井桜さんに破れた。
初のA級大会…凹んでないと良いな。
村尾さんは多分残ってる。
優勝できるレベルの人だもん。
新「ちょっと千早探してくるで
NAME1しっかり休んでの。」
…仕方ないよね。
好きとか好きじゃないとか、
そうじゃなくて千早も新の友達なんだから。
気にかけて当たり前だ。
あと20分ちょっとかな。
少しでも頭と身体を休ませよう。
まだ会場内で続く3回戦目の
僅かに漏れ聞こえる歌を残しながら
片隅のベンチで深く息をした。
程なくして夢の世界に浸ることなく時間が迫る。
普段1分で落ちるはずの私にしては珍しかった。
脳は疲労困憊。
それでもやるんだ。
「組み合わせ確認お願いしまーす。」
…………………
………げっ。
3.福井南雲会 村尾慎一
4.府中白波会 NAME2NAME1
村尾さんー…!
いや、もう4回戦…準々決勝だ。
しかも予選前で皆力をつけてる時期ー…。
村尾さんじゃなくたって、
手強いことには変わりない。
村尾さんにはまだ勝てたことはないけど
そこだけは意識しちゃ駄目だ。
切り替えろ。
寧ろチャンスだ。
村尾さんのプレーを再度じっくり見れるチャンス。
私に無いもの、とことん盗んでこう。
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ドゴッ…
新「だ、大丈夫?」
NAME1「だいじょばない…。」
今にもぶっ倒れそうな身体を壁で支える。
3回戦目の富士崎高校の2年生、山井真琴さん、
女子か男子か分からなかったけど強かった…。
ギリギリ3枚差で勝ったけど
本当にギリギリだった。
なんとかここまで持った。
だいぶ振るいにかけられて残るはよく見る顔ぶれ。
上位恒例の猛者たちばかり。
きっとたくさん学べる。
千早は1回戦でベテランの金井桜さんに破れた。
初のA級大会…凹んでないと良いな。
村尾さんは多分残ってる。
優勝できるレベルの人だもん。
新「ちょっと千早探してくるで
NAME1しっかり休んでの。」
…仕方ないよね。
好きとか好きじゃないとか、
そうじゃなくて千早も新の友達なんだから。
気にかけて当たり前だ。
あと20分ちょっとかな。
少しでも頭と身体を休ませよう。
まだ会場内で続く3回戦目の
僅かに漏れ聞こえる歌を残しながら
片隅のベンチで深く息をした。
程なくして夢の世界に浸ることなく時間が迫る。
普段1分で落ちるはずの私にしては珍しかった。
脳は疲労困憊。
それでもやるんだ。
「組み合わせ確認お願いしまーす。」
…………………
………げっ。
3.福井南雲会 村尾慎一
4.府中白波会 NAME2NAME1
村尾さんー…!
いや、もう4回戦…準々決勝だ。
しかも予選前で皆力をつけてる時期ー…。
村尾さんじゃなくたって、
手強いことには変わりない。
村尾さんにはまだ勝てたことはないけど
そこだけは意識しちゃ駄目だ。
切り替えろ。
寧ろチャンスだ。
村尾さんのプレーを再度じっくり見れるチャンス。
私に無いもの、とことん盗んでこう。
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