第十二章*
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- 千早side -
今日はテーマを…。
早く出過ぎず、お手つきのないかるた。
自陣左右、敵陣左右、バランスよく取るかるた。
“ か ” ドッ!
“ くとだにー ”
うっわー!やってしまった!
全然やってしまったー!!
金井「あらやだ速いのねー。」
1回戦の相手・金井桜さん。
40歳くらいかな。
リボンのカチューシャにドット柄のチュニック。
可愛い!
金井「若い子の “ 感じ ” はやっぱりスゴいわー。
もー全然ついていけない。」
“ うら ” バッ
“ みわびー ”
あっ、ちがうっ!
お手つき…!
金井「あらやだ。
あなたホントに “ 感じ ” が良いのね。
そういう人程 “ むら ” と “ うら ” 間違えちゃうの。
音が近いのね。ラッキ☆」
その通りだ。
“ 感じがいい ” とか “ 耳がいい ” は武器だけど
ミスの宝庫でもあるんだ。
〈 速く取るのをやめなさい 〉
だから先生はああ言ったんだ。
“ ~~ ” トッ
金井「あ、ラッキ☆」
“ ~~ ” トッ
金井「ラッキ☆また拾わせてもらっちゃった。」
攻めにくい。
私が敵陣で取りたい札ばかり送られてる…。
いつの間にか
攻めにくい形にー…。
金井「速いだけの子に当たれてラッキ☆」
なんで…
今日の目標は〈 速く出過ぎないかるた 〉だったのに
なんでこんなこと言われてんの?!
金井「フフ♡」
これがA級ー…。
落ち着け。
この中で
A級の女性選手の中で一番強くならないと
挑戦者にすらなれない。
詩暢ちゃんと戦えないんだよ。
NAME1にだって届かないよ。
- 千早side - end.
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- 千早side -
今日はテーマを…。
早く出過ぎず、お手つきのないかるた。
自陣左右、敵陣左右、バランスよく取るかるた。
“ か ” ドッ!
“ くとだにー ”
うっわー!やってしまった!
全然やってしまったー!!
金井「あらやだ速いのねー。」
1回戦の相手・金井桜さん。
40歳くらいかな。
リボンのカチューシャにドット柄のチュニック。
可愛い!
金井「若い子の “ 感じ ” はやっぱりスゴいわー。
もー全然ついていけない。」
“ うら ” バッ
“ みわびー ”
あっ、ちがうっ!
お手つき…!
金井「あらやだ。
あなたホントに “ 感じ ” が良いのね。
そういう人程 “ むら ” と “ うら ” 間違えちゃうの。
音が近いのね。ラッキ☆」
その通りだ。
“ 感じがいい ” とか “ 耳がいい ” は武器だけど
ミスの宝庫でもあるんだ。
〈 速く取るのをやめなさい 〉
だから先生はああ言ったんだ。
“ ~~ ” トッ
金井「あ、ラッキ☆」
“ ~~ ” トッ
金井「ラッキ☆また拾わせてもらっちゃった。」
攻めにくい。
私が敵陣で取りたい札ばかり送られてる…。
いつの間にか
攻めにくい形にー…。
金井「速いだけの子に当たれてラッキ☆」
なんで…
今日の目標は〈 速く出過ぎないかるた 〉だったのに
なんでこんなこと言われてんの?!
金井「フフ♡」
これがA級ー…。
落ち着け。
この中で
A級の女性選手の中で一番強くならないと
挑戦者にすらなれない。
詩暢ちゃんと戦えないんだよ。
NAME1にだって届かないよ。
- 千早side - end.
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