第十一章*
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「新ー。私やー。」
朝の身支度を整え
南雲会へ行く準備をしていると
玄関から若い女の子の声が響いた。
新「由宇か。」
新は小走りで玄関へ向かう。
…由宇?
部屋から少しだけ顔を出しひっそりと覗くと
見覚えのある人物が目に映った。
ああ、お隣の……。
由宇「今朝あんたのお母さんに会うての。
新は夜まで南雲会やって聞いたで
お弁当持ってきたんや。」
新「いつもありがとな、由宇。」
……え?
待って?
お弁当?
え?!
……いつも?!
なにそれ、通い妻みたいじゃん!
心の中が一瞬で曇る。
どうしよう。
すっごくモヤモヤする…。
由宇「あ。」
由宇ちゃんが私に気づき怪訝な顔をする。
…そんな顔されたら私も気まずい。
由宇「…泊まったん?」
新「あ…うん。前に話した東京の子や。」
NAME1「…あっ、こんにちは。」
由宇「…こんにちは。」
少しだけ空気が動きを止めた。
由宇ちゃんは眉間の力を抜き一息つくと
私と新を交互に見て口を開く。
由宇「…南雲会、一緒に行くんやろ?
ほやったらお弁当もう一個詰めてくる。」
NAME1「えっ!そんな悪いです、大丈夫!
私どっかで買ってくので!」
由宇「…おかず余ってるで。」
そう言って由宇ちゃんは
パタパタと行ってしまった。
うわぁ……いい子だ…。
新「ごめんの、ちょっと待っててやって。」
NAME1「由宇ちゃんて優しいんだねぇ。」
いや、関心してる場合じゃない。
あの子絶対新に気がある!
女の勘とかそれ以前に
お弁当の差し入れって、もうそうゆうことでしょ!
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「新ー。私やー。」
朝の身支度を整え
南雲会へ行く準備をしていると
玄関から若い女の子の声が響いた。
新「由宇か。」
新は小走りで玄関へ向かう。
…由宇?
部屋から少しだけ顔を出しひっそりと覗くと
見覚えのある人物が目に映った。
ああ、お隣の……。
由宇「今朝あんたのお母さんに会うての。
新は夜まで南雲会やって聞いたで
お弁当持ってきたんや。」
新「いつもありがとな、由宇。」
……え?
待って?
お弁当?
え?!
……いつも?!
なにそれ、通い妻みたいじゃん!
心の中が一瞬で曇る。
どうしよう。
すっごくモヤモヤする…。
由宇「あ。」
由宇ちゃんが私に気づき怪訝な顔をする。
…そんな顔されたら私も気まずい。
由宇「…泊まったん?」
新「あ…うん。前に話した東京の子や。」
NAME1「…あっ、こんにちは。」
由宇「…こんにちは。」
少しだけ空気が動きを止めた。
由宇ちゃんは眉間の力を抜き一息つくと
私と新を交互に見て口を開く。
由宇「…南雲会、一緒に行くんやろ?
ほやったらお弁当もう一個詰めてくる。」
NAME1「えっ!そんな悪いです、大丈夫!
私どっかで買ってくので!」
由宇「…おかず余ってるで。」
そう言って由宇ちゃんは
パタパタと行ってしまった。
うわぁ……いい子だ…。
新「ごめんの、ちょっと待っててやって。」
NAME1「由宇ちゃんて優しいんだねぇ。」
いや、関心してる場合じゃない。
あの子絶対新に気がある!
女の勘とかそれ以前に
お弁当の差し入れって、もうそうゆうことでしょ!
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