第十一章*
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む、す、め、ふ、さ、ほ、せ
うら・うか
もろ・もも
ゆう・ゆら
やえ・やす
よを・よも
おと・おも
いに、ちは、きり、かく、こい、あい
新の部屋に戻ると
村尾さんにもらった紙に目を通した。
今日はっきりした私の一字決まりは25…
何が違うの?
何を聴いてるの?
聴こえても自分を納得させる分析ができない。
だから耳で聴こえたままを信用しきれなくて
取りに迷いが生じる…。
自陣に戻る前に敵陣深くまで行き過ぎる…。
考えれば考えるほど
絶え間ない焦燥が押し寄せた。
新「NAME1、また明日にしよっさ。」
見兼ねた新が私の手から紙を取り上げる。
NAME1「だめ、時間無いの、返して!」
焦りのあまり、私が少しムキになると
新「ちょっと外行こっさ。」
新はそう言って羽織を手渡してきた。
半ば強引に外に連れ出されると
行こさ、と私の手を引きながら歩き出す。
あ…………手……。
急に意識し出して鼓動が激しくなっていく。
どこへ向かうのかも聞き出せずに
引かれた手とは逆の手で
ただ火照る頬を覆った。
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む、す、め、ふ、さ、ほ、せ
うら・うか
もろ・もも
ゆう・ゆら
やえ・やす
よを・よも
おと・おも
いに、ちは、きり、かく、こい、あい
新の部屋に戻ると
村尾さんにもらった紙に目を通した。
今日はっきりした私の一字決まりは25…
何が違うの?
何を聴いてるの?
聴こえても自分を納得させる分析ができない。
だから耳で聴こえたままを信用しきれなくて
取りに迷いが生じる…。
自陣に戻る前に敵陣深くまで行き過ぎる…。
考えれば考えるほど
絶え間ない焦燥が押し寄せた。
新「NAME1、また明日にしよっさ。」
見兼ねた新が私の手から紙を取り上げる。
NAME1「だめ、時間無いの、返して!」
焦りのあまり、私が少しムキになると
新「ちょっと外行こっさ。」
新はそう言って羽織を手渡してきた。
半ば強引に外に連れ出されると
行こさ、と私の手を引きながら歩き出す。
あ…………手……。
急に意識し出して鼓動が激しくなっていく。
どこへ向かうのかも聞き出せずに
引かれた手とは逆の手で
ただ火照る頬を覆った。
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