第十一章*
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村尾「さー、時間や。
あ、言い忘れてたけど新は取ったらあかんでの。」
新「…え。」
NAME1「なにそれ!」
訳の分からない指示にただただ困惑する。
てゆうか、
だったら新は暗記する必要なかったんじゃ…。
村尾「ほやで手伝いや言うたやろ。
新は取ったていで札送ったり
たまに札位置替えたりする係や。
NAME1ちゃんは本気で取り行っての。」
NAME1「ほんと何する気なんですか?」
村尾「後で言うで気にせんでやってや。」
NAME1「わ、わかりました。」
気にしないでって言われても
正直めちゃくちゃ気になるけど。
村尾さんなりの考えあってのことだから
とにかくやってみよう。
村尾「んじゃ始めるでの。」
険しい顔をしている新に
ちょっと申し訳なさを感じつつも
耳に意識を集中させた。
“ なにわづに さくやこのはな ふゆごもり ”
“ いまをはるべと さくやこのはな ”
あ…おばあちゃんのテープだ。
最も聞き慣れた詠みに
自然とリラックスしていくのを感じる。
音がよりクリアに、鮮明に。
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村尾「さー、時間や。
あ、言い忘れてたけど新は取ったらあかんでの。」
新「…え。」
NAME1「なにそれ!」
訳の分からない指示にただただ困惑する。
てゆうか、
だったら新は暗記する必要なかったんじゃ…。
村尾「ほやで手伝いや言うたやろ。
新は取ったていで札送ったり
たまに札位置替えたりする係や。
NAME1ちゃんは本気で取り行っての。」
NAME1「ほんと何する気なんですか?」
村尾「後で言うで気にせんでやってや。」
NAME1「わ、わかりました。」
気にしないでって言われても
正直めちゃくちゃ気になるけど。
村尾さんなりの考えあってのことだから
とにかくやってみよう。
村尾「んじゃ始めるでの。」
険しい顔をしている新に
ちょっと申し訳なさを感じつつも
耳に意識を集中させた。
“ なにわづに さくやこのはな ふゆごもり ”
“ いまをはるべと さくやこのはな ”
あ…おばあちゃんのテープだ。
最も聞き慣れた詠みに
自然とリラックスしていくのを感じる。
音がよりクリアに、鮮明に。
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