第十一章*
お名前入力
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
.
新「NAME1。」
NAME1「あ、新。
さっきの試合はどうだった?
私つぎ伊織ちゃんとみたい。」
新「勝ったけど、伊織また強なったわ。
伊織は中学選手権優勝の実力者やで
NAME1もいい練習できると思う。」
NAME1「マジ!」
新「マジや。」
伊織ちゃんて凄い子だったんだ。
どんなかるたする子だろう。
伊織「今度はあんたか。」
NAME1「よ、よろしく〜…。」
視線きっついなー…。
伊織ちゃん敵対心バチバチだけど
私はちゃんと練習意識してやろう。
“ なにわづに さくやこのはな ふゆごもり
いまをはるべと さくやこのはな ”
「「よろしくお願いします。」」
序歌が詠まれると
吐息さえも零せないような静寂が広がった。
読み札を引くわずかな音だけが
確かな音として耳に届く。
“ いまをはるべと さくやこのはな ”
“ た ”
“ か ” パンッ
“ さごのー ”
一枚目取られた。
速い。
この子も耳がいいんだ。
“ う ”
“ r ” ヒュ…
“ aみわびー ” タンッ
よし、今の飛び出しのタイミングよかった。
今回の詠みは山城専任読手のテープ。
リズムも詠みの間合いも完璧だ。
しっかり聴いて
読手と呼吸を合わせるようにー…。
.
新「NAME1。」
NAME1「あ、新。
さっきの試合はどうだった?
私つぎ伊織ちゃんとみたい。」
新「勝ったけど、伊織また強なったわ。
伊織は中学選手権優勝の実力者やで
NAME1もいい練習できると思う。」
NAME1「マジ!」
新「マジや。」
伊織ちゃんて凄い子だったんだ。
どんなかるたする子だろう。
伊織「今度はあんたか。」
NAME1「よ、よろしく〜…。」
視線きっついなー…。
伊織ちゃん敵対心バチバチだけど
私はちゃんと練習意識してやろう。
“ なにわづに さくやこのはな ふゆごもり
いまをはるべと さくやこのはな ”
「「よろしくお願いします。」」
序歌が詠まれると
吐息さえも零せないような静寂が広がった。
読み札を引くわずかな音だけが
確かな音として耳に届く。
“ いまをはるべと さくやこのはな ”
“ た ”
“ か ” パンッ
“ さごのー ”
一枚目取られた。
速い。
この子も耳がいいんだ。
“ う ”
“ r ” ヒュ…
“ aみわびー ” タンッ
よし、今の飛び出しのタイミングよかった。
今回の詠みは山城専任読手のテープ。
リズムも詠みの間合いも完璧だ。
しっかり聴いて
読手と呼吸を合わせるようにー…。
.