第十一章*
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樹々の間に差し込む淡い初秋の日が
汗に濡れた頬を煌めかせる。
村尾「ふぅー。
NAME1ちゃん格段によぉなってるが。
飛び出しも速いし渡りもスムーズやし。」
NAME1「でもまた負けたー。」
村尾「俺もまだまだ成長中やさけぇな。」
ハッハッハ、と笑いながら胸を張る村尾さん。
悔しい。
5枚差。
前回6枚差だから全然縮まってない。
栗山「お疲れさん。
NAME1ちゃん、悔しいか?」
NAME1「悔しいですよ、すっごく!」
そんな当たり前のこと…
といった感情を顔に出してむくれると、
栗山先生はにっこりと笑って続けた。
栗山「ほうかほうか、ほりゃよかったよ。
悔しいって気持ちは向上するのに絶対必要なんや。
無かったら成長なんかできんのやよ。
ほの気持ちは大切にしね。」
当たり前だけど、
心に響く何かがある言葉だと思った。
無敵の詩暢ちゃんより、
私の方がまだ伸びる余地があるのかもしれない。
村尾「NAME1ちゃん、変なこと聞くけど
一字決まりは何枚ある?」
NAME1「…はい?そんなの7枚……
“ むすめふさほせ ” でしょう?」
村尾「んー。」
NAME1「な、なんなんですか…?」
村尾「いや、後でいい。
多分すぐ次の試合やるで。」
そうこうしてるうちに
2回戦の対戦表が貼り出された。
あ、伊織ちゃんとだ!
なんか嫌われてるっぽいけど
試合して仲良くなれたらいいな。
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樹々の間に差し込む淡い初秋の日が
汗に濡れた頬を煌めかせる。
村尾「ふぅー。
NAME1ちゃん格段によぉなってるが。
飛び出しも速いし渡りもスムーズやし。」
NAME1「でもまた負けたー。」
村尾「俺もまだまだ成長中やさけぇな。」
ハッハッハ、と笑いながら胸を張る村尾さん。
悔しい。
5枚差。
前回6枚差だから全然縮まってない。
栗山「お疲れさん。
NAME1ちゃん、悔しいか?」
NAME1「悔しいですよ、すっごく!」
そんな当たり前のこと…
といった感情を顔に出してむくれると、
栗山先生はにっこりと笑って続けた。
栗山「ほうかほうか、ほりゃよかったよ。
悔しいって気持ちは向上するのに絶対必要なんや。
無かったら成長なんかできんのやよ。
ほの気持ちは大切にしね。」
当たり前だけど、
心に響く何かがある言葉だと思った。
無敵の詩暢ちゃんより、
私の方がまだ伸びる余地があるのかもしれない。
村尾「NAME1ちゃん、変なこと聞くけど
一字決まりは何枚ある?」
NAME1「…はい?そんなの7枚……
“ むすめふさほせ ” でしょう?」
村尾「んー。」
NAME1「な、なんなんですか…?」
村尾「いや、後でいい。
多分すぐ次の試合やるで。」
そうこうしてるうちに
2回戦の対戦表が貼り出された。
あ、伊織ちゃんとだ!
なんか嫌われてるっぽいけど
試合して仲良くなれたらいいな。
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