第十章*
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沈みかけた鋭い陽射しに目を細める。
なぜこの道は西に向かって伸びているの、
そんなくだらない問に答えてくれる人などいない。
太一「なんか食いに行く?」
NAME1「そーだね、お腹空いたぁ。」
新「ほんなら確かこの先にファミレスが。」
NAME1「そこ行こ〜。」
つい10分前に会場を後にして、
駅のある方へ向かって歩いている。
あ、帰りの航空券取ってないや、
太一はどうするのかな。
そんなことが頭を過ぎり、横目で太一を見るけど
せっかく3人でいるのに
もう帰りの話なんてなんだか出しづらいし
なんとなくカラ元気な太一が気がかりだった。
だめだ、疲れて話題が思いつかない。
そのうちにも太陽は建物の裏に隠れ
影が濃く長くなっていく。
眩しさから解放された道の先に
新の言ったファミレスが見えてきた。
店に入り席に案内されると、私より先に
太一と新が向かい合って腰を掛ける。
…ど、どうしよう、
私はどっちに座れば……。
立ち尽くし固まる私を見て
2人が同時に口を開いた。
太一「座らないのか?」
新「座らんの?」
被る声に太一と新が顔をしかめて見合わせる。
NAME1「え、えーっと、
どっちにお邪魔しよーかなぁ…と…。」
新「こっ
太一「どっちでもいいだろ。」
新が言いかけた何かを遮り
太一に腕を引かれると、
硬いソファに腰がすとんと落ちた。
新「…………。」
太一「はい、メニュー。」
NAME1「あ、ありがとう。」
なんか…、空気悪くない…?
NAME1「…あー、これ美味しそー!」
少しでも場を持ち直そうと
半ば無理やりに声を発する。
新「NAME1これにするんか?」
NAME1「うん、これにする!」
新「ほうか、俺も同じのにするわ。」
太一「じゃ俺も。」
なんだこれ…。
喧嘩してる…訳じゃないよね?
だって、原因が見当たらない。
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沈みかけた鋭い陽射しに目を細める。
なぜこの道は西に向かって伸びているの、
そんなくだらない問に答えてくれる人などいない。
太一「なんか食いに行く?」
NAME1「そーだね、お腹空いたぁ。」
新「ほんなら確かこの先にファミレスが。」
NAME1「そこ行こ〜。」
つい10分前に会場を後にして、
駅のある方へ向かって歩いている。
あ、帰りの航空券取ってないや、
太一はどうするのかな。
そんなことが頭を過ぎり、横目で太一を見るけど
せっかく3人でいるのに
もう帰りの話なんてなんだか出しづらいし
なんとなくカラ元気な太一が気がかりだった。
だめだ、疲れて話題が思いつかない。
そのうちにも太陽は建物の裏に隠れ
影が濃く長くなっていく。
眩しさから解放された道の先に
新の言ったファミレスが見えてきた。
店に入り席に案内されると、私より先に
太一と新が向かい合って腰を掛ける。
…ど、どうしよう、
私はどっちに座れば……。
立ち尽くし固まる私を見て
2人が同時に口を開いた。
太一「座らないのか?」
新「座らんの?」
被る声に太一と新が顔をしかめて見合わせる。
NAME1「え、えーっと、
どっちにお邪魔しよーかなぁ…と…。」
新「こっ
太一「どっちでもいいだろ。」
新が言いかけた何かを遮り
太一に腕を引かれると、
硬いソファに腰がすとんと落ちた。
新「…………。」
太一「はい、メニュー。」
NAME1「あ、ありがとう。」
なんか…、空気悪くない…?
NAME1「…あー、これ美味しそー!」
少しでも場を持ち直そうと
半ば無理やりに声を発する。
新「NAME1これにするんか?」
NAME1「うん、これにする!」
新「ほうか、俺も同じのにするわ。」
太一「じゃ俺も。」
なんだこれ…。
喧嘩してる…訳じゃないよね?
だって、原因が見当たらない。
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