第十章*
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B級会場の手前で
頭を抱えて小さくなってる太一を見つけた。
あぁ…これは……。
NAME1「太一、元気出しなよ。」
肩にぽんと手を置いて慰めの言葉を送る。
太一「あぁ、NAME1。
あれ二人とも試合は?」
NAME1「…え?聞いちゃうの?」
太一「あ、ごめんなさい。」
試合は?という問いにニッコリ満面の笑みを返すと
血の気を引かせて謝るから、
新が吹き出しそうなのを喉を鳴らせて堪えた。
太一「さてと、行ってくるよ。」
NAME1「え?どこに?」
太一「どこって、準決勝。」
NAME1・新「「 え! 」」
勝手に敗者にしてゴメンナサイ。
NAME1「見てる!太一、見てるよ!」
新「太一、ファイト。」
太一「お、おう。」
ーー…
” なにわづにー さくやこのはな ふゆごもりー
いまをはるべと さくやこのはなー ”
やっばい、緊張してきた。
自分の試合じゃないのにバクバクする!
静寂に包まれた会場に
私の鼓動が響いているみたいで手に汗を握る。
太一、がんばれ!
がんばれ!
太一ならやれる!
この中の誰よりも努力してるの、私知ってる!
がんばれ!
掌に爪が食い込んで跡が付くくらい
ぎゅうっと力が入って抜けない。
たまに新の視線を感じるけど
気にできないくらい真剣になっていた。
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B級会場の手前で
頭を抱えて小さくなってる太一を見つけた。
あぁ…これは……。
NAME1「太一、元気出しなよ。」
肩にぽんと手を置いて慰めの言葉を送る。
太一「あぁ、NAME1。
あれ二人とも試合は?」
NAME1「…え?聞いちゃうの?」
太一「あ、ごめんなさい。」
試合は?という問いにニッコリ満面の笑みを返すと
血の気を引かせて謝るから、
新が吹き出しそうなのを喉を鳴らせて堪えた。
太一「さてと、行ってくるよ。」
NAME1「え?どこに?」
太一「どこって、準決勝。」
NAME1・新「「 え! 」」
勝手に敗者にしてゴメンナサイ。
NAME1「見てる!太一、見てるよ!」
新「太一、ファイト。」
太一「お、おう。」
ーー…
” なにわづにー さくやこのはな ふゆごもりー
いまをはるべと さくやこのはなー ”
やっばい、緊張してきた。
自分の試合じゃないのにバクバクする!
静寂に包まれた会場に
私の鼓動が響いているみたいで手に汗を握る。
太一、がんばれ!
がんばれ!
太一ならやれる!
この中の誰よりも努力してるの、私知ってる!
がんばれ!
掌に爪が食い込んで跡が付くくらい
ぎゅうっと力が入って抜けない。
たまに新の視線を感じるけど
気にできないくらい真剣になっていた。
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