第十章*
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NAME1「うあー。負けたー。」
坪口「絶好調〜!」
準々決勝でまさかの広史さんと対戦。
たったの2枚差、超悔しい。
NAME1「取れた札3枚はあったのに…くそう。」
新「坪口さんやっぱ強いのう。」
半ば白目でだらしなくベンチにもたれている。
ちなみに新も5回戦で脱落。
A級選手は夏を過ぎると皆
名人戦・クイーン戦を意識し出すから
出場選手の層も厚くなるし、
気合いの入り方も違う。
ついこの前まで冴えなかった選手が
急に実力を伸ばしてくるのも珍しくない。
NAME1「A級甘くないー…。」
新「ほやのー…。」
A級って、
感じが良いのは当たり前だし(私程は中々いないけど)
正確な暗記や出札の把握もできて当たり前、
呼吸合わせるのも、
戦略のレパートリーが多いのも当たり前。
私も文句なくできてると思うんだけど。
うん、自分で言うのもアレですけど。
NAME1「……かけ引きは苦手だー!」
精神的な勝負というか。
相手を見て、読んで、
崩れるように仕掛ける、みたいな。
人の頭ん中察するとか一番苦手なんだってばー。
唇を尖らせてぶつくさ独り言をかましていたら
一緒にぐだっていた筈の新がドン引いていた。
NAME1「かるたって、難しいよねえ。」
新「ほんなん今更やが。」
NAME1「太一んとこ行こっか。」
新「うん。」
.
NAME1「うあー。負けたー。」
坪口「絶好調〜!」
準々決勝でまさかの広史さんと対戦。
たったの2枚差、超悔しい。
NAME1「取れた札3枚はあったのに…くそう。」
新「坪口さんやっぱ強いのう。」
半ば白目でだらしなくベンチにもたれている。
ちなみに新も5回戦で脱落。
A級選手は夏を過ぎると皆
名人戦・クイーン戦を意識し出すから
出場選手の層も厚くなるし、
気合いの入り方も違う。
ついこの前まで冴えなかった選手が
急に実力を伸ばしてくるのも珍しくない。
NAME1「A級甘くないー…。」
新「ほやのー…。」
A級って、
感じが良いのは当たり前だし(私程は中々いないけど)
正確な暗記や出札の把握もできて当たり前、
呼吸合わせるのも、
戦略のレパートリーが多いのも当たり前。
私も文句なくできてると思うんだけど。
うん、自分で言うのもアレですけど。
NAME1「……かけ引きは苦手だー!」
精神的な勝負というか。
相手を見て、読んで、
崩れるように仕掛ける、みたいな。
人の頭ん中察するとか一番苦手なんだってばー。
唇を尖らせてぶつくさ独り言をかましていたら
一緒にぐだっていた筈の新がドン引いていた。
NAME1「かるたって、難しいよねえ。」
新「ほんなん今更やが。」
NAME1「太一んとこ行こっか。」
新「うん。」
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