第十章*
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千早と太一と3人で帰りの電車に揺られる。
太一「…あのさ、俺北國大会出るから。」
NAME1「え、ほんと?」
太一「実はもうエントリーしてあるんだ。
遠いし皆誘いづらくて言わなかったけど。」
千早「えー!私も行きたい〜。
太一とNAME1、ずるいー!」
NAME1「まぁまぁ…。」
千早に交通費を聞かれて、
参加費を合わせて約2万だと答えたら
渋い顔をして諦めていた。
私や太一の家が珍しいだけで、
普通はそんな簡単に遠方の大会に
ほいほい出られる訳ではないようだ。
親に感謝しなくちゃ。
千早「いいなあ小松かぁ…。
福井、近いね。新、来るよね。」
目を閉じ、うっすら微笑みながら言う
千早の純粋な気持ちに
自らを比較してやや弱気になる。
ー…私はそんなにまっすぐじゃない。
ガタンガタンと揺れる車輪の音が
頭いっぱいに響き渡った。
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千早と太一と3人で帰りの電車に揺られる。
太一「…あのさ、俺北國大会出るから。」
NAME1「え、ほんと?」
太一「実はもうエントリーしてあるんだ。
遠いし皆誘いづらくて言わなかったけど。」
千早「えー!私も行きたい〜。
太一とNAME1、ずるいー!」
NAME1「まぁまぁ…。」
千早に交通費を聞かれて、
参加費を合わせて約2万だと答えたら
渋い顔をして諦めていた。
私や太一の家が珍しいだけで、
普通はそんな簡単に遠方の大会に
ほいほい出られる訳ではないようだ。
親に感謝しなくちゃ。
千早「いいなあ小松かぁ…。
福井、近いね。新、来るよね。」
目を閉じ、うっすら微笑みながら言う
千早の純粋な気持ちに
自らを比較してやや弱気になる。
ー…私はそんなにまっすぐじゃない。
ガタンガタンと揺れる車輪の音が
頭いっぱいに響き渡った。
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