第十章*
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太一「そうだ、あれ、調べてきたぞ。」
あらかた昼食も済み、太一が皆を呼び集める。
太一「今から申し込める近場の大会は
9月下旬の埼玉大会と10月上旬の吉野会大会だ。
あとこれはA級でないと出場できないけど
下旬には名人・クイーン戦の東日本予選がある。」
東日本予選…
名人・クイーンへの挑戦権をかけて
東日本の代表を決める男女別の大会ー…
名人やクイーンを目指す者にとっては
一年で一番重要な大会だ。
私が、詩暢ちゃんを倒す為に
勝ち上がらなければいけない大会ー…。
ふと隣を見ると
千早が髪を逆立てて闘志を燃やしていた。
千早にだって
絶対負けられない。
どちらの意味でも。
太一「とりあえずNAME1と千早は
試合積んで実力アップ、
俺と西田はどこかの大会でB級優勝して
A級昇進を目指す。
大江さんと駒野もD級で優勝して
まずは段位取得を目指してくれ。」
各々が目指す場所をはっきりさせると
皆一斉に口を一の字にして頷く。
NAME1「太一、あの」
プルルルルル…プルルルルル…
大会の件で伝えたいことがあったのだけど、
タイミング悪く携帯の着信音が鳴り響いて
私の言葉は遮られてしまった。
太一「あ、ちょっとごめん。」
太一はズズッと椅子を下げて立ち上がると
電話の受け答えをしながら廊下の方へと歩き出した。
太一「うん、わかった、別れよう。」プチッ…
一同「「「「「 え。 」」」」」
太一「じゃあ各自目標に向かって頑張っていこう!」
一同「「「「「 えーーーっ!! 」」」」」
とんでもない事をサラリと流す太一に
全員が顎を落とす。
机「部長!今のは!?」
NAME1「噂の子だ……!
( たーくんって呼んでたってゆう…! )」
千早「すごい流しっぷり!」
肉まん「別れ話をそんなサックリと!?」
奏「そもそも彼女いたんですか!」
勢いよく空間を埋め尽くす盛り上がりぶりに
先程言いそびれた話も頭の片隅に飛んで行った。
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太一「そうだ、あれ、調べてきたぞ。」
あらかた昼食も済み、太一が皆を呼び集める。
太一「今から申し込める近場の大会は
9月下旬の埼玉大会と10月上旬の吉野会大会だ。
あとこれはA級でないと出場できないけど
下旬には名人・クイーン戦の東日本予選がある。」
東日本予選…
名人・クイーンへの挑戦権をかけて
東日本の代表を決める男女別の大会ー…
名人やクイーンを目指す者にとっては
一年で一番重要な大会だ。
私が、詩暢ちゃんを倒す為に
勝ち上がらなければいけない大会ー…。
ふと隣を見ると
千早が髪を逆立てて闘志を燃やしていた。
千早にだって
絶対負けられない。
どちらの意味でも。
太一「とりあえずNAME1と千早は
試合積んで実力アップ、
俺と西田はどこかの大会でB級優勝して
A級昇進を目指す。
大江さんと駒野もD級で優勝して
まずは段位取得を目指してくれ。」
各々が目指す場所をはっきりさせると
皆一斉に口を一の字にして頷く。
NAME1「太一、あの」
プルルルルル…プルルルルル…
大会の件で伝えたいことがあったのだけど、
タイミング悪く携帯の着信音が鳴り響いて
私の言葉は遮られてしまった。
太一「あ、ちょっとごめん。」
太一はズズッと椅子を下げて立ち上がると
電話の受け答えをしながら廊下の方へと歩き出した。
太一「うん、わかった、別れよう。」プチッ…
一同「「「「「 え。 」」」」」
太一「じゃあ各自目標に向かって頑張っていこう!」
一同「「「「「 えーーーっ!! 」」」」」
とんでもない事をサラリと流す太一に
全員が顎を落とす。
机「部長!今のは!?」
NAME1「噂の子だ……!
( たーくんって呼んでたってゆう…! )」
千早「すごい流しっぷり!」
肉まん「別れ話をそんなサックリと!?」
奏「そもそも彼女いたんですか!」
勢いよく空間を埋め尽くす盛り上がりぶりに
先程言いそびれた話も頭の片隅に飛んで行った。
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