第二章*
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” なにわづに さくやこのはな ふゆごもり
いまをはるべと さくやこのはな ”
テープから序歌が詠まれる。
かるた、
ちょっと久しぶりだな。
鈍ってないといいけど。
” いまをはるべと さくやこのはな ”
鼻から静かに息を吸い込む。
”h”
パン…っ…!
” oととぎすー… ”
NAME1「よしっ、先取!」
新「…やっぱり一字決まりは早いの。」
NAME1「当たり前!」
音になる前の音?
よくわかんないけど、
音って言うより、読手さんの息。
声になる前のほんの一瞬抜ける息の感じで
詠まれる音が判断できる札がある。
” あき.. ”
パシッ!
” のたのー… ”
NAME1「連取っ!」
新「相変わらずやの。三字決まりを二字で。」
《感じ》の良さには自信がある。
物心着いた頃から、
毎日おばあちゃんの詠みで練習して
家でも外でもお風呂でも、
色んな読手のテープをひたすら聞いて
人間の声、発声の特徴を掴んだ。
” -------- ”
パシ…ッ
” ------ ”
バンッ
” -------- ”
パシ…ッ
” ------ ”
バシッ
” -------- ”
パシッ
” ------ ”
バンッ
” -------- ”
バッ
” ------ ”
パン…ッ
はぁ、
疲れる、ちょっとやらなかった間に
体力落ちたのかな。
” う ”
しゅっ
” か ”
パ パン…ッ
” りけるー… ”
《うら》に飛び出してからの《うか》
NAME1「出た新の必殺渡り手!
なんでそんな動きができるの!
《感じ》が売りの選手からしたら天敵!
聴こえてるのに身体が遅れる…。
悔しい!」
新「NAME1、イメージや。」
” なにわづに さくやこのはな ふゆごもり
いまをはるべと さくやこのはな ”
テープから序歌が詠まれる。
かるた、
ちょっと久しぶりだな。
鈍ってないといいけど。
” いまをはるべと さくやこのはな ”
鼻から静かに息を吸い込む。
”h”
パン…っ…!
” oととぎすー… ”
NAME1「よしっ、先取!」
新「…やっぱり一字決まりは早いの。」
NAME1「当たり前!」
音になる前の音?
よくわかんないけど、
音って言うより、読手さんの息。
声になる前のほんの一瞬抜ける息の感じで
詠まれる音が判断できる札がある。
” あき.. ”
パシッ!
” のたのー… ”
NAME1「連取っ!」
新「相変わらずやの。三字決まりを二字で。」
《感じ》の良さには自信がある。
物心着いた頃から、
毎日おばあちゃんの詠みで練習して
家でも外でもお風呂でも、
色んな読手のテープをひたすら聞いて
人間の声、発声の特徴を掴んだ。
” -------- ”
パシ…ッ
” ------ ”
バンッ
” -------- ”
パシ…ッ
” ------ ”
バシッ
” -------- ”
パシッ
” ------ ”
バンッ
” -------- ”
バッ
” ------ ”
パン…ッ
はぁ、
疲れる、ちょっとやらなかった間に
体力落ちたのかな。
” う ”
しゅっ
” か ”
パ パン…ッ
” りけるー… ”
《うら》に飛び出してからの《うか》
NAME1「出た新の必殺渡り手!
なんでそんな動きができるの!
《感じ》が売りの選手からしたら天敵!
聴こえてるのに身体が遅れる…。
悔しい!」
新「NAME1、イメージや。」