第九章*
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須藤「はぁ、おまえどこまで強くなんだよ…。
俺3年だから花持たせてくれるかと思ったのに。」
NAME1「優しくなくてごめん。」
須藤「謝んな!余計惨めになんだろ。」
NAME1「本気でぶつかって惨めとか無い。
須藤さん、私が優勝したら奢ってね。」
須藤「優勝したらな。」
準々決勝で須藤さんと当たり、12枚差で勝利。
須藤さんの囲い手は中々崩せないなあ。
新もだけど、手が大きいってずるい。
囲いに関しては女の方が不利だよね。
だから尚更速さを磨かなきゃならない。
新「調子どうや?」
NAME1「うん、悪くないよ。」
新「ほうか、よかった。」
NAME1「あのさ、新。」
新「なんや?」
NAME1「詩暢ちゃんの取りはなんで
音がしないんだろう?」
新「…?」
NAME1「払う時に音がほとんどしないの。」
新「…なんでかは分からんけど、
NAME1もそうやったよ。」
NAME1「え?」
新「昨日の団体戦観てて思うたで。」
思ってもみなかった返答にギョッとする。
そうなんだ…、意識してなかった。
でもなんでだろ…。
どうしたらそういう風に取れるんだろ。
新「まぁ今深く考えても仕方ないでの。
今日こそ決勝で闘おっさ。」
いつもどおりのあったかい笑顔。
だけど私の気持ちはいつもどおりじゃない。
詩暢「ええですなぁ、仲が宜しくて。」
NAME1「あっ、詩暢ちゃん。」
詩暢「………優勝するのんはうちや。」
新「負けんよ。」
新…、詩暢ちゃん珍しくストレートなのに
そこでその満面の笑みはだめでしょ…。
だからニコニコメガネとか言われちゃうんだよ。
NAME1「そろそろ組み合わせ出るかな。」
新「ほやの、行こっさ。」
準決勝…
残るは私と新と詩暢ちゃんと富士崎の3年生。
心臓が高鳴る。
私が特別な想いを抱く2人がいる。
胸の底がほのかに熱い。
これから始まるトップクラスの闘いを
神色自若と佇んで待ち望むー…。
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須藤「はぁ、おまえどこまで強くなんだよ…。
俺3年だから花持たせてくれるかと思ったのに。」
NAME1「優しくなくてごめん。」
須藤「謝んな!余計惨めになんだろ。」
NAME1「本気でぶつかって惨めとか無い。
須藤さん、私が優勝したら奢ってね。」
須藤「優勝したらな。」
準々決勝で須藤さんと当たり、12枚差で勝利。
須藤さんの囲い手は中々崩せないなあ。
新もだけど、手が大きいってずるい。
囲いに関しては女の方が不利だよね。
だから尚更速さを磨かなきゃならない。
新「調子どうや?」
NAME1「うん、悪くないよ。」
新「ほうか、よかった。」
NAME1「あのさ、新。」
新「なんや?」
NAME1「詩暢ちゃんの取りはなんで
音がしないんだろう?」
新「…?」
NAME1「払う時に音がほとんどしないの。」
新「…なんでかは分からんけど、
NAME1もそうやったよ。」
NAME1「え?」
新「昨日の団体戦観てて思うたで。」
思ってもみなかった返答にギョッとする。
そうなんだ…、意識してなかった。
でもなんでだろ…。
どうしたらそういう風に取れるんだろ。
新「まぁ今深く考えても仕方ないでの。
今日こそ決勝で闘おっさ。」
いつもどおりのあったかい笑顔。
だけど私の気持ちはいつもどおりじゃない。
詩暢「ええですなぁ、仲が宜しくて。」
NAME1「あっ、詩暢ちゃん。」
詩暢「………優勝するのんはうちや。」
新「負けんよ。」
新…、詩暢ちゃん珍しくストレートなのに
そこでその満面の笑みはだめでしょ…。
だからニコニコメガネとか言われちゃうんだよ。
NAME1「そろそろ組み合わせ出るかな。」
新「ほやの、行こっさ。」
準決勝…
残るは私と新と詩暢ちゃんと富士崎の3年生。
心臓が高鳴る。
私が特別な想いを抱く2人がいる。
胸の底がほのかに熱い。
これから始まるトップクラスの闘いを
神色自若と佇んで待ち望むー…。
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