第八章*
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- 詩暢side -
詩暢「ありがとうございました。」
千早「ありがとうございました……。」
5枚………
うちが5枚も……。
挨拶も程々に、早う札を引き上げて扉を出る。
屈辱や。
…名前…何やった、絶対忘れてやらん。
まだ続いてる試合がある以上
音を立ててはあかん決まり…
それに反して急く気持ちが交錯してる。
「うわ!若宮さん、もう終わったんですか。」
何言うてはるんや、このおっちゃん。
当然やろ。
ほんまはもっと早う終わらす筈やったんや。
うちは予定狂うておやつ頂く時間も
もうあらへんわ。
「さすがだなー、何枚差ですか?」
東京都…瑞沢高校…綾瀬千早…。
瑞沢高校…綾瀬千早…。
綾瀬千早…。
千早…。
ちはや…。
組み合わせの紙を血眼になって凝視し
脳に名前を刻み込んだ。
次は一枚も取らせへん。
千早「…あ………。」
《 千早 》が会場から出てきて目ぇ合うたんで
うちはいつものように微笑んで返す。
千早「…スノー丸のTシャツ可愛いですね。」
………なんやて…?
周りに散々理解されへんかった
このスノー丸の魅力を分かるっていうんか?
ええわ、今日の恨みは半分忘れたるわ!
好きなものを肯定されて思わず上機嫌になる。
はっ!……あかん、うちとしたことが。
NAME1「詩暢ちゃん、お疲れ様。」
あぁ、そうか
瑞沢ってどっかで聞いた思たらNAME1ちゃんとこの。
《 千早 》、見覚えある気ぃしとったけど
昨日参道ですれ違うた子か。
……へえ、おもろい。
《 千早 》のこれからが楽しみや。
うちの陣の《 ふ 》を抜いた時重なった
NAME1ちゃんの影が幻であらへんことを願うてー…。
- 詩暢side - end.
《 第八章 〜完〜 》
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- 詩暢side -
詩暢「ありがとうございました。」
千早「ありがとうございました……。」
5枚………
うちが5枚も……。
挨拶も程々に、早う札を引き上げて扉を出る。
屈辱や。
…名前…何やった、絶対忘れてやらん。
まだ続いてる試合がある以上
音を立ててはあかん決まり…
それに反して急く気持ちが交錯してる。
「うわ!若宮さん、もう終わったんですか。」
何言うてはるんや、このおっちゃん。
当然やろ。
ほんまはもっと早う終わらす筈やったんや。
うちは予定狂うておやつ頂く時間も
もうあらへんわ。
「さすがだなー、何枚差ですか?」
東京都…瑞沢高校…綾瀬千早…。
瑞沢高校…綾瀬千早…。
綾瀬千早…。
千早…。
ちはや…。
組み合わせの紙を血眼になって凝視し
脳に名前を刻み込んだ。
次は一枚も取らせへん。
千早「…あ………。」
《 千早 》が会場から出てきて目ぇ合うたんで
うちはいつものように微笑んで返す。
千早「…スノー丸のTシャツ可愛いですね。」
………なんやて…?
周りに散々理解されへんかった
このスノー丸の魅力を分かるっていうんか?
ええわ、今日の恨みは半分忘れたるわ!
好きなものを肯定されて思わず上機嫌になる。
はっ!……あかん、うちとしたことが。
NAME1「詩暢ちゃん、お疲れ様。」
あぁ、そうか
瑞沢ってどっかで聞いた思たらNAME1ちゃんとこの。
《 千早 》、見覚えある気ぃしとったけど
昨日参道ですれ違うた子か。
……へえ、おもろい。
《 千早 》のこれからが楽しみや。
うちの陣の《 ふ 》を抜いた時重なった
NAME1ちゃんの影が幻であらへんことを願うてー…。
- 詩暢side - end.
《 第八章 〜完〜 》
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