第八章*
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日本の夏にしてはカラリとした晴天
そよそよと爽やかな風が仰ぐ。
いよいよ始まる階級別個人戦に
胸は静かに脈を刻んでいた。
宮内「みんなバラバラの場所での試合になるけど
全国のライバル相手に
思いっきり力を試してくるように!」
* D級同士 *
奏「今日は敵ですね、机くん!」
机「負けないよ、かなちゃん!」
* B級同士 *
肉まん「かなちゃんが袴着なくていいって
言ってくれて助かったー。
俺今日は優勝狙うから!」
太一「…………。
B級って、B級としか当たれないんだよな…。」
肉まん「? そりゃ当然。」
太一はきっと新を見てる。
同じ舞台に立てないことを噛み締めて。
* A級同士 *
千早「NAME1!いざ尋常に!!」
NAME1「体調治ってよかったよ。」
千早「たっぷり寝たからいつもより元気だよ!」
いつの間にか得意になってしまった
偽の笑顔を貼り付けて「頑張ろうね」と
心にもない言葉を紡ぐ。
頑張る?
違う。
いつも通りにやるだけだ。
千早にも新にも負けない。
目指すはただ一人、現クイーン若宮詩暢。
宮内「そろそろ各会場へ移動しましょう。
みなさん、健闘を祈ります。」
----------
「対戦相手をチェックして
番号の席についてください。」
一回戦は……
無名の選手か。
須藤「綾瀬。」
千早「…わっ、須藤さん!」
須藤「クイーンが出てるな。
一回戦でうちの甘糟が当たる。
若宮詩暢…小4でA級になった京都の高校一年、
史上最年少クイーンだ。」
千早「…えっ、あの子…。」
NAME1「あ、須藤さん。」
須藤「おう。」
千早「NAME1っ、昨日すれ違った子
クイーンだったんだ?!」
NAME1「そーだよ。」
須藤「おまえ元気ねーな。」
NAME1「そんなことないよ。」
元気がないんじゃない。
余計なことを脳から排除しただけ。
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日本の夏にしてはカラリとした晴天
そよそよと爽やかな風が仰ぐ。
いよいよ始まる階級別個人戦に
胸は静かに脈を刻んでいた。
宮内「みんなバラバラの場所での試合になるけど
全国のライバル相手に
思いっきり力を試してくるように!」
* D級同士 *
奏「今日は敵ですね、机くん!」
机「負けないよ、かなちゃん!」
* B級同士 *
肉まん「かなちゃんが袴着なくていいって
言ってくれて助かったー。
俺今日は優勝狙うから!」
太一「…………。
B級って、B級としか当たれないんだよな…。」
肉まん「? そりゃ当然。」
太一はきっと新を見てる。
同じ舞台に立てないことを噛み締めて。
* A級同士 *
千早「NAME1!いざ尋常に!!」
NAME1「体調治ってよかったよ。」
千早「たっぷり寝たからいつもより元気だよ!」
いつの間にか得意になってしまった
偽の笑顔を貼り付けて「頑張ろうね」と
心にもない言葉を紡ぐ。
頑張る?
違う。
いつも通りにやるだけだ。
千早にも新にも負けない。
目指すはただ一人、現クイーン若宮詩暢。
宮内「そろそろ各会場へ移動しましょう。
みなさん、健闘を祈ります。」
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「対戦相手をチェックして
番号の席についてください。」
一回戦は……
無名の選手か。
須藤「綾瀬。」
千早「…わっ、須藤さん!」
須藤「クイーンが出てるな。
一回戦でうちの甘糟が当たる。
若宮詩暢…小4でA級になった京都の高校一年、
史上最年少クイーンだ。」
千早「…えっ、あの子…。」
NAME1「あ、須藤さん。」
須藤「おう。」
千早「NAME1っ、昨日すれ違った子
クイーンだったんだ?!」
NAME1「そーだよ。」
須藤「おまえ元気ねーな。」
NAME1「そんなことないよ。」
元気がないんじゃない。
余計なことを脳から排除しただけ。
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