第八章*
お名前入力
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
.
あーあ、負けちゃったなー。
去年の優勝校なだけあるよ、富士崎は。
全員がA級レベルってやばいでしょー。
境内のベンチにだらりと身体を預けて
星の出始めた空を仰ぎ黄昏れる。
太一「こんなとこにいたのかよ。」
NAME1「あ、太一。」
太一「旅館戻るぞ。」
NAME1「私あとから帰るから先行っててー。」
太一「…は?NAME1どうした?
今日途中からなんかおかしいぞ。」
おかしい?そうかな?
そりゃあ疲れてるしテンションも低めだけどさ。
太一「……新だろ?」
NAME1「え、なんで。」
太一「おまえ…わかりやすすぎな。」
NAME1「じゃあ聞いていい?」
太一「なんだよ。」
NAME1「…恋とは、なんぞや。」
太一「……は?」
突然の問いに目を点にする太一。
しかし次の瞬間には眉間に皺を寄せて
首を傾げてて、一応考えてくれてるみたい。
太一「…恋っつーのは
そいつといても楽しくないってことだな。」
NAME1「…は?」
極端に定石を外れた答えに思わず声を上げたけど
なんだか今では妙に納得のいく表現だ。
NAME1「…あー、なんかわかる気がする。」
太一「だろ?」
てゆーか、今の話の流れ
もう新が好きだって宣言したようなもの。
太一に絶対バレたじゃん。
バカだ私。
………まー、いっか。
いつもの半分の半分くらいしか
脳を働かせていないから
こんな重大なことも軽く流せてしまった。
太一「お、噂をすれば。
じゃー、みんな待たせてるから先行くわ。
NAME1、気をつけて帰って来いよ。」
太一はそう言うと、
靴で砂利を鳴らしながら離れて行く。
…噂をすればって?
なんのこと言ってんの?
深く考えようともせずに
私はただ遠くの空に視線を送り続けた。
新「NAME1。」
.
あーあ、負けちゃったなー。
去年の優勝校なだけあるよ、富士崎は。
全員がA級レベルってやばいでしょー。
境内のベンチにだらりと身体を預けて
星の出始めた空を仰ぎ黄昏れる。
太一「こんなとこにいたのかよ。」
NAME1「あ、太一。」
太一「旅館戻るぞ。」
NAME1「私あとから帰るから先行っててー。」
太一「…は?NAME1どうした?
今日途中からなんかおかしいぞ。」
おかしい?そうかな?
そりゃあ疲れてるしテンションも低めだけどさ。
太一「……新だろ?」
NAME1「え、なんで。」
太一「おまえ…わかりやすすぎな。」
NAME1「じゃあ聞いていい?」
太一「なんだよ。」
NAME1「…恋とは、なんぞや。」
太一「……は?」
突然の問いに目を点にする太一。
しかし次の瞬間には眉間に皺を寄せて
首を傾げてて、一応考えてくれてるみたい。
太一「…恋っつーのは
そいつといても楽しくないってことだな。」
NAME1「…は?」
極端に定石を外れた答えに思わず声を上げたけど
なんだか今では妙に納得のいく表現だ。
NAME1「…あー、なんかわかる気がする。」
太一「だろ?」
てゆーか、今の話の流れ
もう新が好きだって宣言したようなもの。
太一に絶対バレたじゃん。
バカだ私。
………まー、いっか。
いつもの半分の半分くらいしか
脳を働かせていないから
こんな重大なことも軽く流せてしまった。
太一「お、噂をすれば。
じゃー、みんな待たせてるから先行くわ。
NAME1、気をつけて帰って来いよ。」
太一はそう言うと、
靴で砂利を鳴らしながら離れて行く。
…噂をすればって?
なんのこと言ってんの?
深く考えようともせずに
私はただ遠くの空に視線を送り続けた。
新「NAME1。」
.