第八章*
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キィッと扉を開く音が耳に入り目をやる。
あっ、新!
札詠みの合間を縫ってそっと立ち上がり
入り口のそばまで向かうと
新も私に気づいて寄ってきた。
新「NAME1…っ、遅れてごめん…。
道間違えてもて…今どんな感じ?」
NAME1「千早が…。」
新「あこにいるの千早か?…隣、太一?」
そっか、新は2人に会うの
小学生ぶりだから一目じゃわかんないんだ。
NAME1「うん。」
新「ほうか…千早と太一…やっと会えた。」
目を細めて嬉しそうに笑う新。
いつか4人で近江神宮で会おうって約束、
やっと果たせたね。
新「なんか千早、様子おかしない?」
NAME1「そうなの、もしかしたら体調悪いのかも…。」
新「ほうなん…。大丈夫なんかな。」
NAME1「試合始まる前に気づけなくて…。」
” ひとも ” ガシャンッ…
” をしー… ”
腕なんかもうほとんど振れてない。
力なく身体ごと札に倒れ込むように、
それでも決して引こうとはしない
千早の堅固な想いに胸を打たれる。
太一「お待ちください!」
新「え…。」
NAME1「うそ…っ。」
意識を失った千早にいち早く気づいた太一が
倒れかけた千早の身体を咄嗟に支えた。
太一「綾瀬、棄権します。」
千早を抱え立ち上がり
廊下に出ようとする太一に向かって
言葉より先に身体が動く。
新「太一!」
NAME1「千早!しっかりして!」
新「太一、千早どしたんや!」
突然目の前に現れた新の姿に
太一は一瞬目を見開いて
太一「……新、頼む。」
と、意識の無い千早を預けた。
太一「NAME1、4人でも絶対勝ってくるから。」
そう言葉を残して閉まる扉の内側に戻っていく。
宮内「NAME2さん!
あら、あなたどなた?!
綾瀬さんのお友達?!」
新「あ…俺は…。」
宮内「控え室に運んで、早く!」
奏母「お手伝いします!」
時を争うように目まぐるしい状況の中で
何をしたらいいのか判断がつかずふためいた。
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キィッと扉を開く音が耳に入り目をやる。
あっ、新!
札詠みの合間を縫ってそっと立ち上がり
入り口のそばまで向かうと
新も私に気づいて寄ってきた。
新「NAME1…っ、遅れてごめん…。
道間違えてもて…今どんな感じ?」
NAME1「千早が…。」
新「あこにいるの千早か?…隣、太一?」
そっか、新は2人に会うの
小学生ぶりだから一目じゃわかんないんだ。
NAME1「うん。」
新「ほうか…千早と太一…やっと会えた。」
目を細めて嬉しそうに笑う新。
いつか4人で近江神宮で会おうって約束、
やっと果たせたね。
新「なんか千早、様子おかしない?」
NAME1「そうなの、もしかしたら体調悪いのかも…。」
新「ほうなん…。大丈夫なんかな。」
NAME1「試合始まる前に気づけなくて…。」
” ひとも ” ガシャンッ…
” をしー… ”
腕なんかもうほとんど振れてない。
力なく身体ごと札に倒れ込むように、
それでも決して引こうとはしない
千早の堅固な想いに胸を打たれる。
太一「お待ちください!」
新「え…。」
NAME1「うそ…っ。」
意識を失った千早にいち早く気づいた太一が
倒れかけた千早の身体を咄嗟に支えた。
太一「綾瀬、棄権します。」
千早を抱え立ち上がり
廊下に出ようとする太一に向かって
言葉より先に身体が動く。
新「太一!」
NAME1「千早!しっかりして!」
新「太一、千早どしたんや!」
突然目の前に現れた新の姿に
太一は一瞬目を見開いて
太一「……新、頼む。」
と、意識の無い千早を預けた。
太一「NAME1、4人でも絶対勝ってくるから。」
そう言葉を残して閉まる扉の内側に戻っていく。
宮内「NAME2さん!
あら、あなたどなた?!
綾瀬さんのお友達?!」
新「あ…俺は…。」
宮内「控え室に運んで、早く!」
奏母「お手伝いします!」
時を争うように目まぐるしい状況の中で
何をしたらいいのか判断がつかずふためいた。
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