第八章*
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宮内「さあそろそろ行きますよ。
試合自体は違うところでやるんでしょ?」
NAME1「はい、少し離れた勧学館ってとこです。」
宮内「着替えもありますから早く行きましょう。」
もうすぐ始まる。
瑞沢の夢の先への挑戦。
今日は心も落ち着いてるし
体調も申し分ない。
胸に自分の鼓動を感じながら
高台からの壮大な景色を見据えた。
ふと逆光に当てられた人影が目に映る。
神々しくも見えるその人影は
茅の輪をくぐり抜けると私を見て微笑んだ。
詩暢ちゃんー…。
詩暢「あんた団体戦に出はるん?」
NAME1「うん、東京代表になったんだ。」
詩暢「へぇ。凄いやないの。」
NAME1「詩暢ちゃんも?」
詩暢「あないなお遊び出るわけあらへんやろ。
今日は琵琶湖の鳥人間コンテスト見に行くんや。」
NAME1「そっか。」
詩暢「お祭り騒ぎに便乗して
せいぜいボロ雑巾にされんよう…。」
にっこりと大袈裟な作り笑いを私に向け
拝殿へと登ってゆく詩暢ちゃん。
さっきの言葉は訳すと、
《 団体戦で力使い果たしたら
明日の個人戦、やり合えなくなるよ。 》
本調子の私と戦いたいって意味だ。
安心して、詩暢ちゃん。
私寝れば疲れ飛んじゃうタイプだから!
神様の専用通路を堂々と歩く
詩暢ちゃんの後ろ姿を見つめると
つい嬉しさが溢れて
ふふふ、と笑みが湧く。
太一「おーい、NAME1、置いてくぞー。」
NAME1「今行く!待ってー。」
千早「NAME1、今の人知り合い…?」
NAME1「そ!友達っ!」
静かに跳ねるような歩調で
照りつける太陽の下、心が高らかに笑った。
この時私が浮かれていなければ、
気づけていれば…
あんなに苦しい思いはしなかったのかなー…。
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宮内「さあそろそろ行きますよ。
試合自体は違うところでやるんでしょ?」
NAME1「はい、少し離れた勧学館ってとこです。」
宮内「着替えもありますから早く行きましょう。」
もうすぐ始まる。
瑞沢の夢の先への挑戦。
今日は心も落ち着いてるし
体調も申し分ない。
胸に自分の鼓動を感じながら
高台からの壮大な景色を見据えた。
ふと逆光に当てられた人影が目に映る。
神々しくも見えるその人影は
茅の輪をくぐり抜けると私を見て微笑んだ。
詩暢ちゃんー…。
詩暢「あんた団体戦に出はるん?」
NAME1「うん、東京代表になったんだ。」
詩暢「へぇ。凄いやないの。」
NAME1「詩暢ちゃんも?」
詩暢「あないなお遊び出るわけあらへんやろ。
今日は琵琶湖の鳥人間コンテスト見に行くんや。」
NAME1「そっか。」
詩暢「お祭り騒ぎに便乗して
せいぜいボロ雑巾にされんよう…。」
にっこりと大袈裟な作り笑いを私に向け
拝殿へと登ってゆく詩暢ちゃん。
さっきの言葉は訳すと、
《 団体戦で力使い果たしたら
明日の個人戦、やり合えなくなるよ。 》
本調子の私と戦いたいって意味だ。
安心して、詩暢ちゃん。
私寝れば疲れ飛んじゃうタイプだから!
神様の専用通路を堂々と歩く
詩暢ちゃんの後ろ姿を見つめると
つい嬉しさが溢れて
ふふふ、と笑みが湧く。
太一「おーい、NAME1、置いてくぞー。」
NAME1「今行く!待ってー。」
千早「NAME1、今の人知り合い…?」
NAME1「そ!友達っ!」
静かに跳ねるような歩調で
照りつける太陽の下、心が高らかに笑った。
この時私が浮かれていなければ、
気づけていれば…
あんなに苦しい思いはしなかったのかなー…。
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