第八章*
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耳に当てた小さな機械から聞こえる
落ち着きあるその声に愛しさを抱く。
新「いよいよ明日やの。今日出発するん?」
NAME1「うん。16時過ぎの新幹線で。」
声を聞いただけで心が潤って
不思議と安心していられた。
心臓はトクトクと静かに鳴って
目を閉じればすぐそこに温もりを感じる。
新「明後日の個人戦は負けんよ。」
NAME1「私も負けないよ。」
もう1ヶ月会ってない。
前は半年くらい会わなくても当たり前で
電話やメールで満足してたのに
恋というものを自覚してからは
会えない1日1日がとても長く感じて
時には辛くなる日もあったり。
新「明日は行けるか分からんけど
行けそうやったら応援しに行くでの。
千早と太一にも宜しく言っといてや。」
新に会える。
嬉しい。
小学校卒業以来、初めて4人揃うんだ。
《 かるたを続けていればまた会える 》
あの時の想いがやっと繋がるよ。
NAME1「…会えるの楽しみにしてるね。」
” 早く会いたい ” とは口に出せなくて
やっとの思いで ” 楽しみにしてる ” 。
新「俺も楽しみにしてる。」
そう返してくれる新の言葉から
彼の優しく微笑む顔が安易に想像できて
頬がぽっぽと熱を持った。
新「そろそろ時間やろ?」
NAME1「うん。」
電話を切るのが惜しくて
少しでも長く声を聞いていたい。
かと言って遅れてみんなに
迷惑をかける訳にはいかないから
そっと新の気遣いを受け入れた。
新「またの。」
NAME1「またね。」
いよいよ明日は全国大会団体戦。
瑞沢の絆の力を日本中に轟かせる舞台ー…。
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耳に当てた小さな機械から聞こえる
落ち着きあるその声に愛しさを抱く。
新「いよいよ明日やの。今日出発するん?」
NAME1「うん。16時過ぎの新幹線で。」
声を聞いただけで心が潤って
不思議と安心していられた。
心臓はトクトクと静かに鳴って
目を閉じればすぐそこに温もりを感じる。
新「明後日の個人戦は負けんよ。」
NAME1「私も負けないよ。」
もう1ヶ月会ってない。
前は半年くらい会わなくても当たり前で
電話やメールで満足してたのに
恋というものを自覚してからは
会えない1日1日がとても長く感じて
時には辛くなる日もあったり。
新「明日は行けるか分からんけど
行けそうやったら応援しに行くでの。
千早と太一にも宜しく言っといてや。」
新に会える。
嬉しい。
小学校卒業以来、初めて4人揃うんだ。
《 かるたを続けていればまた会える 》
あの時の想いがやっと繋がるよ。
NAME1「…会えるの楽しみにしてるね。」
” 早く会いたい ” とは口に出せなくて
やっとの思いで ” 楽しみにしてる ” 。
新「俺も楽しみにしてる。」
そう返してくれる新の言葉から
彼の優しく微笑む顔が安易に想像できて
頬がぽっぽと熱を持った。
新「そろそろ時間やろ?」
NAME1「うん。」
電話を切るのが惜しくて
少しでも長く声を聞いていたい。
かと言って遅れてみんなに
迷惑をかける訳にはいかないから
そっと新の気遣いを受け入れた。
新「またの。」
NAME1「またね。」
いよいよ明日は全国大会団体戦。
瑞沢の絆の力を日本中に轟かせる舞台ー…。
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