第八章*
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千早「辞めないで机くん!!」
張りのある大きな声が廊下に響く。
千早と机くんだ。
NAME1「どーしたの?」
机「あ、NAME2…」
千早「ほんとごめん週4日も部活させて!
最近は土日もみっちりで…
でも今だけだから!ずっとじゃないから!!
お願い辞めないでー!!」
NAME1「…え!辞める?!」
机「なんでだよ、辞めないよ。」
NAME1「な…なんだぁびっくりした。」
もー、勘弁してよ心臓に悪い…。
どくどくと脈打つ胸を擦りながらため息をつく。
千早「でも成績下がったのかるたのせい……。」
この間の月例考査か。
机くん下がっちゃったんだ…。
机「まーそうだけど下がっても5位だし。」
千早「5位!すごい!私下から5位!」
机「順位とか、最近気にならなくなったんだ。」
もしかしたら、
創部以来一番変わったのは
机くんかもしれない。
何を思いどう移り変わったのかは
私には分からないけれど
《 勉強 》しかなかった彼の中に
今は《 かるた 》があるのは確かで。
ただ純粋にそれが嬉しくて頬が綻んだ。
机「綾瀬は気にしたほうがいいよ。
……下から5位て。」
NAME1「……だね…。」
がっくりと首を垂れて萎れる千早の肩に
ぽんと手を置いて元気づける。
NAME1「よしっ、千早部活行こ!」
千早「行くー!」
机「切り替え早っ!」
千早「机くんはやくー!」
机「ちょっと待ってよ!」
放課後の廊下に
バタバタと床を打つ音だけが響いていた。
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千早「辞めないで机くん!!」
張りのある大きな声が廊下に響く。
千早と机くんだ。
NAME1「どーしたの?」
机「あ、NAME2…」
千早「ほんとごめん週4日も部活させて!
最近は土日もみっちりで…
でも今だけだから!ずっとじゃないから!!
お願い辞めないでー!!」
NAME1「…え!辞める?!」
机「なんでだよ、辞めないよ。」
NAME1「な…なんだぁびっくりした。」
もー、勘弁してよ心臓に悪い…。
どくどくと脈打つ胸を擦りながらため息をつく。
千早「でも成績下がったのかるたのせい……。」
この間の月例考査か。
机くん下がっちゃったんだ…。
机「まーそうだけど下がっても5位だし。」
千早「5位!すごい!私下から5位!」
机「順位とか、最近気にならなくなったんだ。」
もしかしたら、
創部以来一番変わったのは
机くんかもしれない。
何を思いどう移り変わったのかは
私には分からないけれど
《 勉強 》しかなかった彼の中に
今は《 かるた 》があるのは確かで。
ただ純粋にそれが嬉しくて頬が綻んだ。
机「綾瀬は気にしたほうがいいよ。
……下から5位て。」
NAME1「……だね…。」
がっくりと首を垂れて萎れる千早の肩に
ぽんと手を置いて元気づける。
NAME1「よしっ、千早部活行こ!」
千早「行くー!」
机「切り替え早っ!」
千早「机くんはやくー!」
机「ちょっと待ってよ!」
放課後の廊下に
バタバタと床を打つ音だけが響いていた。
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