第七章*
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NAME1「…あー…。」
坪口「…大変だ。」
文化センターに着いて早々、
正座させられ辛口指導を受ける千早と太一。
原田「まつげくんはお手つき少ないし
正確なんだけど気合いが足りんよ気合いが!
次はこれを詠ませる!くらいの気合いで
札を呼び寄せんと!
あとねー、もっと腰を浮かせて
ドンッと飛び出していくのもいいよ!
相手びっくりするよ!
爪もうちょっと切りなさい、怪我させるよ。
千早ちゃんは気持ちにムラがあるなー。
もっと札に集中しなさい!
全国大会出たらもっと変な奴いっぱいいるよ!
決勝戦の送り札!あれは何?
何で早めに友札分けないの!!
あと腕の振りが大きすぎる!
もっと札にまっすぐ直線で行けるようにしなさい。
お手つきも多いんだから
決まり字までちゃんと聞きなさい!」
一面に轟く原田先生の太い声が壁を震わす。
あれ私だったら確実に
目が大洪水になってるだろうな…。
原田「よし、じゃーみんな試合始めるよ。」
原田先生がパンッと手を叩くと
それぞれペアを組んで座りだした。
原田「まつげくんの相手は広史くんね。
NAME1ちゃんに勝つこともある強者だよー。」
坪口「ウィッス。」
太一「よ、よろしくお願いします。」
原田「千早ちゃんの相手は私。よろしく。」
NAME1「先生、私は?」
原田「あぁ、誰か空いてる人とやって。」
NAME1「え!」
ちょっと、
私の扱いテキトーすぎない?
原田「千早ちゃん、
NAME1ちゃんどんどん強くなってるよ。
この間ついに私を負かした。」
千早「…え…。」
原田「置いてかれるなよ。」
原田先生の一段と低く据えた声に振り返ると
瞳を揺らす千早と視線がぶつかり
胸がドキンと跳ねる。
「始めまーす。」
” なにわづに さくやこのはな ふゆごもり
いまをはるべと さくやこのはな
いまをはるべと さくやこのはな ”
やっぱり千早、変だ。
普段の千早なら
《 え!NAME1原田先生に勝ったの?!
すごいすごいすごーい! 》
……とか、こんな感じになる筈。
どうしたんだろう。
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NAME1「…あー…。」
坪口「…大変だ。」
文化センターに着いて早々、
正座させられ辛口指導を受ける千早と太一。
原田「まつげくんはお手つき少ないし
正確なんだけど気合いが足りんよ気合いが!
次はこれを詠ませる!くらいの気合いで
札を呼び寄せんと!
あとねー、もっと腰を浮かせて
ドンッと飛び出していくのもいいよ!
相手びっくりするよ!
爪もうちょっと切りなさい、怪我させるよ。
千早ちゃんは気持ちにムラがあるなー。
もっと札に集中しなさい!
全国大会出たらもっと変な奴いっぱいいるよ!
決勝戦の送り札!あれは何?
何で早めに友札分けないの!!
あと腕の振りが大きすぎる!
もっと札にまっすぐ直線で行けるようにしなさい。
お手つきも多いんだから
決まり字までちゃんと聞きなさい!」
一面に轟く原田先生の太い声が壁を震わす。
あれ私だったら確実に
目が大洪水になってるだろうな…。
原田「よし、じゃーみんな試合始めるよ。」
原田先生がパンッと手を叩くと
それぞれペアを組んで座りだした。
原田「まつげくんの相手は広史くんね。
NAME1ちゃんに勝つこともある強者だよー。」
坪口「ウィッス。」
太一「よ、よろしくお願いします。」
原田「千早ちゃんの相手は私。よろしく。」
NAME1「先生、私は?」
原田「あぁ、誰か空いてる人とやって。」
NAME1「え!」
ちょっと、
私の扱いテキトーすぎない?
原田「千早ちゃん、
NAME1ちゃんどんどん強くなってるよ。
この間ついに私を負かした。」
千早「…え…。」
原田「置いてかれるなよ。」
原田先生の一段と低く据えた声に振り返ると
瞳を揺らす千早と視線がぶつかり
胸がドキンと跳ねる。
「始めまーす。」
” なにわづに さくやこのはな ふゆごもり
いまをはるべと さくやこのはな
いまをはるべと さくやこのはな ”
やっぱり千早、変だ。
普段の千早なら
《 え!NAME1原田先生に勝ったの?!
すごいすごいすごーい! 》
……とか、こんな感じになる筈。
どうしたんだろう。
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