第七章*
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6限目 現代文
目の前に置かれた一枚のプリント。
頬杖を付きながら凝視し頭を悩ませた。
勉強は別に嫌いじゃないけど
それでも唯一苦手なものがある。
” 作者の気持ちを答えよ ”
私その作者じゃないし
そもそも他人の頭の中なんて
察したところでそれが正解とは限らない。
NAME1「はぁ…。」
予選の時は場の雰囲気もあって自然と馴染めた。
でもそれが終わっていざ学校で、
となると、なんだかちょっと気まずい。
肉まんくんとのことがあってから
練習は別々だったし…。
それこそ肉まんくんやみんなが
どう思ってるのか分からないし。
予選を通して絆は深まったと感じたけど
結局のところ、腹の内が分からないから
自分の思い上がりなんじゃないかと
また後ろ向きな考えが巡ってきてしまう。
いつの間にか授業終了のチャイムが鳴っていて
皆帰り支度を始めていた。
さて白波会に……
ガッ
NAME1「……えっ?」
席を立つと同時に
かなちゃんに腕を捕まれ慌てふためく。
奏「NAME1ちゃん、行きますよ。」
NAME1「えっ、ちょ、どこに?」
奏「どこって、決まってるじゃないですか。」
訳の分からぬまま、
ずんずんと廊下を進んでいくかなちゃんに
半ば引きずられるようにして着いて行った。
ガラッ
肉まん「おつかれー。」
行き着いた先はかるた部の部室。
腹ごしらえをしている肉まんくんを目で捉える。
奏「お疲れ様です。」
NAME1「お……おつかれー…。」
千早「NAME1!」
机「揃ったね。」
太一「よしじゃあみんな着替えて。」
気まずい。
自然すぎて逆に気まずい…。
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6限目 現代文
目の前に置かれた一枚のプリント。
頬杖を付きながら凝視し頭を悩ませた。
勉強は別に嫌いじゃないけど
それでも唯一苦手なものがある。
” 作者の気持ちを答えよ ”
私その作者じゃないし
そもそも他人の頭の中なんて
察したところでそれが正解とは限らない。
NAME1「はぁ…。」
予選の時は場の雰囲気もあって自然と馴染めた。
でもそれが終わっていざ学校で、
となると、なんだかちょっと気まずい。
肉まんくんとのことがあってから
練習は別々だったし…。
それこそ肉まんくんやみんなが
どう思ってるのか分からないし。
予選を通して絆は深まったと感じたけど
結局のところ、腹の内が分からないから
自分の思い上がりなんじゃないかと
また後ろ向きな考えが巡ってきてしまう。
いつの間にか授業終了のチャイムが鳴っていて
皆帰り支度を始めていた。
さて白波会に……
ガッ
NAME1「……えっ?」
席を立つと同時に
かなちゃんに腕を捕まれ慌てふためく。
奏「NAME1ちゃん、行きますよ。」
NAME1「えっ、ちょ、どこに?」
奏「どこって、決まってるじゃないですか。」
訳の分からぬまま、
ずんずんと廊下を進んでいくかなちゃんに
半ば引きずられるようにして着いて行った。
ガラッ
肉まん「おつかれー。」
行き着いた先はかるた部の部室。
腹ごしらえをしている肉まんくんを目で捉える。
奏「お疲れ様です。」
NAME1「お……おつかれー…。」
千早「NAME1!」
机「揃ったね。」
太一「よしじゃあみんな着替えて。」
気まずい。
自然すぎて逆に気まずい…。
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