第七章*
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- 肉まんside -
綾瀬が追い上げてる。
北央のエースを……すげえ。
猛然と押しまくる綾瀬を見て
つい自分と比較する。
甘糟「肉まんくん。」
肉まん「はん?!💢」
甘糟「すごいねー、あだ名が肉まんくんて。」
うっせー!
おまえもNAME1に『なゆちゃん♡』とか
呼ばれてるくせに!
甘糟「翠北かるた会の西田くんでしょ?
かるたやめたと思ってたよ。
大会とか出ないから。
あんなに強かったのにねー。」
” め ” バンッ
” ぐりあいてー ”
甘糟「よしよーし!」
NAME1の言ったとおり
動きがものすごく軽い。
北央2人目のエースにしてムードメーカー、
甘糟 那由太…
こんなに強くなってるなんて。
昔、練習会で会ってた時は
こいつはまだ初心者で
年上だけど相手になんかならなくて。
甘糟「フンフンフーン♪」
肉まん「……………。」
甘糟「フンフンフフフーン♪」
《 あんなに強かったのにねー。 》
俺、なにしてたんだろう。
中学ではできもしないのにテニス部。
かるたの練習時間はだんだん減っていった。
《 ー…優征。 》
目の周りをしわくちゃにして
いつも励ましてくれた師匠の顔が浮かぶ。
《 優征は頑張り屋だな、
すぐA級選手になっちゃうな。 》
もう随分会ってないー…。
《 かるたやめたと思ってたよ。 》
《 大会とか出ないから。 》
どうして……?
どうして俺は……。
机「イヤイヤイヤ!
今の僕のが早かったでしょ!」
宅間「いや違うよ。」
机「ホラこう来て僕の小指の方が下でしょ。
あなたがこっちから来て、
でも僕の指の上じゃないですか!」
宅間「諦め悪いんだよあんた!」
机「だって本当にそれ僕の札!!」
たった一枚の札を巡り
激しい舌戦が繰り広げられる。
机…
実力の差が歴然なのに
なんでそこまで必死になれる?
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- 肉まんside -
綾瀬が追い上げてる。
北央のエースを……すげえ。
猛然と押しまくる綾瀬を見て
つい自分と比較する。
甘糟「肉まんくん。」
肉まん「はん?!💢」
甘糟「すごいねー、あだ名が肉まんくんて。」
うっせー!
おまえもNAME1に『なゆちゃん♡』とか
呼ばれてるくせに!
甘糟「翠北かるた会の西田くんでしょ?
かるたやめたと思ってたよ。
大会とか出ないから。
あんなに強かったのにねー。」
” め ” バンッ
” ぐりあいてー ”
甘糟「よしよーし!」
NAME1の言ったとおり
動きがものすごく軽い。
北央2人目のエースにしてムードメーカー、
甘糟 那由太…
こんなに強くなってるなんて。
昔、練習会で会ってた時は
こいつはまだ初心者で
年上だけど相手になんかならなくて。
甘糟「フンフンフーン♪」
肉まん「……………。」
甘糟「フンフンフフフーン♪」
《 あんなに強かったのにねー。 》
俺、なにしてたんだろう。
中学ではできもしないのにテニス部。
かるたの練習時間はだんだん減っていった。
《 ー…優征。 》
目の周りをしわくちゃにして
いつも励ましてくれた師匠の顔が浮かぶ。
《 優征は頑張り屋だな、
すぐA級選手になっちゃうな。 》
もう随分会ってないー…。
《 かるたやめたと思ってたよ。 》
《 大会とか出ないから。 》
どうして……?
どうして俺は……。
机「イヤイヤイヤ!
今の僕のが早かったでしょ!」
宅間「いや違うよ。」
机「ホラこう来て僕の小指の方が下でしょ。
あなたがこっちから来て、
でも僕の指の上じゃないですか!」
宅間「諦め悪いんだよあんた!」
机「だって本当にそれ僕の札!!」
たった一枚の札を巡り
激しい舌戦が繰り広げられる。
机…
実力の差が歴然なのに
なんでそこまで必死になれる?
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