第七章*
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「では、北央学園と瑞沢高校の
決勝戦のオーダーを読み上げます。」
北央学園を知っているからか、
皆を信頼してるからか、
邪魔な緊張感はない。
「北央学園、竜ヶ崎くん。
瑞沢高校、NAME2さん。」
竜ヶ崎さんか。
力強い取りが特徴だけど…
でも私が知ってるのは半年前までの北央。
何より天下の優勝候補、誰が相手でも油断は禁物。
「北央学園、甘糟くん。
瑞沢高校、西田くん。」
あ、これちょっと相性悪いかも。
「北央学園、木梨くん。
瑞沢高校、真島くん。」
ヒョロくん、自信あるんだろうな。
ナメてると痛い目見ちゃうよ。
「北央学園、宅間くん。
瑞沢高校、駒野くん。」
こっちは頭脳派対決か。
経験から言うと分が悪い。
須藤さんはやっぱり、
「北央学園、須藤くん。
瑞沢高校、綾瀬さん。」
千早…。
須藤さんのペースにどうか乗せられないで。
……それにしても
ピンポイントで当ててくるなんて
やっぱりヒョロットカード、恐るべし…!
それぞれ向かい合って座ると
北央のメンバーが一斉に背筋を伸ばす。
なんの合図も無しに、ザッ…と揃えて礼をし
「「「「「 よろしくお願いします。 」」」」」
と丁寧に挨拶をした。
知ってる筈の相手選手たちの
いつもとは違う、風格ある雰囲気に
つい呑まれそうになる。
流石は伝統校。
チームワークで連携が取れてる。
考えてみれば
北央の選手個人個人は知っていても
チームでの戦い方は見たことがなかった。
弱気になるのをグッと堪えて
ゆっくり息をする。
敵に知られてるのは私も一緒。
だけどあの頃までと
配置を始め色々変えてる。
そこに危惧するところは無い。
いつもどおりに。
落ちついて。
まずは頭を空っぽにしよう。
《 誰が相手でも勝つんだから! 》
千早の言ったあの言葉を
みんなで胸に置いてー…。
「それではこれより
北央学園対瑞沢高校の決勝戦を始めます。」
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「では、北央学園と瑞沢高校の
決勝戦のオーダーを読み上げます。」
北央学園を知っているからか、
皆を信頼してるからか、
邪魔な緊張感はない。
「北央学園、竜ヶ崎くん。
瑞沢高校、NAME2さん。」
竜ヶ崎さんか。
力強い取りが特徴だけど…
でも私が知ってるのは半年前までの北央。
何より天下の優勝候補、誰が相手でも油断は禁物。
「北央学園、甘糟くん。
瑞沢高校、西田くん。」
あ、これちょっと相性悪いかも。
「北央学園、木梨くん。
瑞沢高校、真島くん。」
ヒョロくん、自信あるんだろうな。
ナメてると痛い目見ちゃうよ。
「北央学園、宅間くん。
瑞沢高校、駒野くん。」
こっちは頭脳派対決か。
経験から言うと分が悪い。
須藤さんはやっぱり、
「北央学園、須藤くん。
瑞沢高校、綾瀬さん。」
千早…。
須藤さんのペースにどうか乗せられないで。
……それにしても
ピンポイントで当ててくるなんて
やっぱりヒョロットカード、恐るべし…!
それぞれ向かい合って座ると
北央のメンバーが一斉に背筋を伸ばす。
なんの合図も無しに、ザッ…と揃えて礼をし
「「「「「 よろしくお願いします。 」」」」」
と丁寧に挨拶をした。
知ってる筈の相手選手たちの
いつもとは違う、風格ある雰囲気に
つい呑まれそうになる。
流石は伝統校。
チームワークで連携が取れてる。
考えてみれば
北央の選手個人個人は知っていても
チームでの戦い方は見たことがなかった。
弱気になるのをグッと堪えて
ゆっくり息をする。
敵に知られてるのは私も一緒。
だけどあの頃までと
配置を始め色々変えてる。
そこに危惧するところは無い。
いつもどおりに。
落ちついて。
まずは頭を空っぽにしよう。
《 誰が相手でも勝つんだから! 》
千早の言ったあの言葉を
みんなで胸に置いてー…。
「それではこれより
北央学園対瑞沢高校の決勝戦を始めます。」
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