第七章*
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NAME1「ま、まぁとにかく、
オーダー決めよ、太一どうする?」
太一「そうだな。
俺ら4人と……、
大江さんと駒野、どっちでいこう?」
机「僕が出るよ。」
机くんがそう言うと、
かなちゃんは悔しそうに顔を伏せた。
机「かなちゃん、指、痛いんでしょ?」
NAME1「えっ?」
千早「そうなの?かなちゃん!」
遠慮がちに目を泳がせるかなちゃんの
右袖をまくり優しく手をとる。
……痛そう。
爪が欠けて剥がれかけてる。
奏「すみません…、
準決勝で勢い余ってぶつけちゃって……。」
肉まん「かなちゃん大丈夫かよ…、
机おまえよく気づいたな。」
太一「NAME1、手当てしてやって。
オーダーは駒野で行こう。」
奏「ごめんなさい…、
ここまで来て…決勝なのに…悔しい……。」
千早「絶対勝つよ!
全国大会で、また一緒に出よう!」
ポーチから軟膏とガーゼを取り出し
かなちゃんの指に巻いた。
メンバーが決まったら今度は順番。
北央相手じゃ読めないしどうしよう。
千早「もういい!これでいこう!」
①NAME1
②肉まんくん
③太一
④机くん
⑤ちはや
太一「千早、てきとうに書くなよ。
そもそもあだ名で書くな…。」
千早「てきとうじゃないよ。
私、西高の人たちと戦って思ったんだ。
真ん中って、
一番声が出せて一番全体を見れる人の席だよ。
うちで言ったら太一。
私みたいに自分の勝負で
イッパイの人の席じゃない。」
珍しく千早が頭使ってる。
最初の夢はすぐそこ、
もう少しで手が届くー…。
千早「逆に両端は自分の勝負に集中して
勝ち星を早く上げれる人。
今回はNAME1と私。
NAME1が作った流れに乗れるように
隣は肉まんくん。
私は気を配れる太一と一緒に
机くんをはさんで盛り上げる。
北央のオーダーが読めないなら
うちの100%が出せる形で行こうよ。
誰が相手でも勝つんだから!」
千早……。
さっきまで雰囲気に呑まれかけていたのに
もうすっかり落ち着いてる。
エースのその凛とした余裕ある佇まいに
瑞沢かるた部の全員が安堵し
渦巻く不安な気持ちが晴れていった。
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NAME1「ま、まぁとにかく、
オーダー決めよ、太一どうする?」
太一「そうだな。
俺ら4人と……、
大江さんと駒野、どっちでいこう?」
机「僕が出るよ。」
机くんがそう言うと、
かなちゃんは悔しそうに顔を伏せた。
机「かなちゃん、指、痛いんでしょ?」
NAME1「えっ?」
千早「そうなの?かなちゃん!」
遠慮がちに目を泳がせるかなちゃんの
右袖をまくり優しく手をとる。
……痛そう。
爪が欠けて剥がれかけてる。
奏「すみません…、
準決勝で勢い余ってぶつけちゃって……。」
肉まん「かなちゃん大丈夫かよ…、
机おまえよく気づいたな。」
太一「NAME1、手当てしてやって。
オーダーは駒野で行こう。」
奏「ごめんなさい…、
ここまで来て…決勝なのに…悔しい……。」
千早「絶対勝つよ!
全国大会で、また一緒に出よう!」
ポーチから軟膏とガーゼを取り出し
かなちゃんの指に巻いた。
メンバーが決まったら今度は順番。
北央相手じゃ読めないしどうしよう。
千早「もういい!これでいこう!」
①NAME1
②肉まんくん
③太一
④机くん
⑤ちはや
太一「千早、てきとうに書くなよ。
そもそもあだ名で書くな…。」
千早「てきとうじゃないよ。
私、西高の人たちと戦って思ったんだ。
真ん中って、
一番声が出せて一番全体を見れる人の席だよ。
うちで言ったら太一。
私みたいに自分の勝負で
イッパイの人の席じゃない。」
珍しく千早が頭使ってる。
最初の夢はすぐそこ、
もう少しで手が届くー…。
千早「逆に両端は自分の勝負に集中して
勝ち星を早く上げれる人。
今回はNAME1と私。
NAME1が作った流れに乗れるように
隣は肉まんくん。
私は気を配れる太一と一緒に
机くんをはさんで盛り上げる。
北央のオーダーが読めないなら
うちの100%が出せる形で行こうよ。
誰が相手でも勝つんだから!」
千早……。
さっきまで雰囲気に呑まれかけていたのに
もうすっかり落ち着いてる。
エースのその凛とした余裕ある佇まいに
瑞沢かるた部の全員が安堵し
渦巻く不安な気持ちが晴れていった。
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