第六章*
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- Sside -
西高は相変わらず声がよく出てる。
引くくらい素直な校風……。
実力的には怖いとこじゃないのに。
声を出すのと出さないのとじゃ
身体の軽さが違う。
黙ってて強い《チーム》なんかない。
個人では強くても、な。
でもあいつ……
相手にあんな声出されてたら
いつもなら集中切らしてる筈なのに…。
なんだあの落ち着き様。
S「……お。
ヒョロも今回抜け番だっけ。何してんだ?」
ヒョロ「タロットカードならぬ
ヒョロットカードで決勝の対戦相手の
オーダーを占い中です!」
S「…おまえのその占い、
8割くらい当たるからスゲーよな………。」
ヒョロ「ふふふ。
このままいけば決勝は西高。
オーダー気にするまでもないですけどね。」
西高となんてつまんないじゃん。
俺としては瑞沢に勝ってもらって……
S「もし瑞沢が勝ち上がったら
あの髪長い子と対戦したいな。」
ヒョロ「え、千早ですか?なんでまた。」
決まってるだろーが。
俺はうずうずしてんだよ。
S「綺麗な子をいじめたい。」
ヒョロ「……だったらNAME1でも…
あいつのことなら
よく知ってるじゃないですか。」
《NAME1》と聞いて反射的に眉が寄る。
S「あいつは嫌だ。」
ヒョロ「勝てないかr…
S「あ゛?」
くっそヒョロのやつ。
S「あいつはイジメ甲斐がないから嫌だ。」
つーか
あいつはそういうんじゃない。
いじめたいとか、不思議と思わない。
ヒョロ「今のとこ押してるのNAME1だけですね。」
S「この流れだと西高が勝っちゃうなあ。」
いや
今の流れからしたら西高だけど
まだわかんねーな。
…あいつ何考えてる。
完全に自分の勝負しか見てない。
団体戦はぺーぺーだってことか。
それとも何か思惑があってなのか………。
せっかくだから見届けてやるよ。
- Sside - end.
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- Sside -
西高は相変わらず声がよく出てる。
引くくらい素直な校風……。
実力的には怖いとこじゃないのに。
声を出すのと出さないのとじゃ
身体の軽さが違う。
黙ってて強い《チーム》なんかない。
個人では強くても、な。
でもあいつ……
相手にあんな声出されてたら
いつもなら集中切らしてる筈なのに…。
なんだあの落ち着き様。
S「……お。
ヒョロも今回抜け番だっけ。何してんだ?」
ヒョロ「タロットカードならぬ
ヒョロットカードで決勝の対戦相手の
オーダーを占い中です!」
S「…おまえのその占い、
8割くらい当たるからスゲーよな………。」
ヒョロ「ふふふ。
このままいけば決勝は西高。
オーダー気にするまでもないですけどね。」
西高となんてつまんないじゃん。
俺としては瑞沢に勝ってもらって……
S「もし瑞沢が勝ち上がったら
あの髪長い子と対戦したいな。」
ヒョロ「え、千早ですか?なんでまた。」
決まってるだろーが。
俺はうずうずしてんだよ。
S「綺麗な子をいじめたい。」
ヒョロ「……だったらNAME1でも…
あいつのことなら
よく知ってるじゃないですか。」
《NAME1》と聞いて反射的に眉が寄る。
S「あいつは嫌だ。」
ヒョロ「勝てないかr…
S「あ゛?」
くっそヒョロのやつ。
S「あいつはイジメ甲斐がないから嫌だ。」
つーか
あいつはそういうんじゃない。
いじめたいとか、不思議と思わない。
ヒョロ「今のとこ押してるのNAME1だけですね。」
S「この流れだと西高が勝っちゃうなあ。」
いや
今の流れからしたら西高だけど
まだわかんねーな。
…あいつ何考えてる。
完全に自分の勝負しか見てない。
団体戦はぺーぺーだってことか。
それとも何か思惑があってなのか………。
せっかくだから見届けてやるよ。
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