第六章*
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千早「NAME1ーっ!やっと一緒に試合できるね!
太一もいるし、思い出すよね!
あーあ、新もここにいたらなぁー。」
かるたに集中しなきゃって思うのに
胸がきゅっと締め付けられて痛い。
千早と太一とまたチームになれて
やっと一緒に戦える時がきて
嬉しい筈なのに、醜い嫉妬心が邪魔をする。
NAME1「そうだね!頑張ろうね。」
余裕なくひきつる顔を隠すように
力いっぱい頬を上げて笑った。
3回戦 ( リーグ最終戦 ) vs華咲学園
1.真島 太一
2.NAME2 NAME1
3.綾瀬 千早
4.西田 優征
5.駒野 勉
華咲は女子校だけど、みんな凄く気が強そう。
メンタルに自信がないばっかりに
一瞬だが気迫に押される。
なにビビってんの、私。
大丈夫。
ちゃんとペース持ってくれば集中できるし
自分のかるたができる。
その為に見直しもやってきたんだから。
ちゃんと努力実らせなきゃ。
自陣も敵陣も取札悪くない。
大丈夫、大丈夫…。
隣にいる千早がちらちらと視界に入る。
悪い意味で意識してしまって
上手く集中ができない。
” なにわづに さくやこのはな ふゆごもり
いまをはるべと さくやこのはな ”
” お ”
バッ
” K ”
バンッ
” uやまにー ”
敵陣《おも》に飛び出しM音が聴こえず
空札《おと》のTでも《をぐ》のGでもない。
K特有の引っかかる息。
自陣《おく》に素早く戻り先取した。
大丈夫。
勢い出てるよ。
大丈夫。
まだ落ち着いてくれない心に全力で
言い聞かせるけど、中々届いてはくれない。
新と千早のことでいっぱいいっぱいな自分と
試合に集中しようと必死になる自分が
脳内でくっきり二分割され喧嘩する。
自分で自分を纏めることができなくなっていた。
” もろ ”
バンッ
” ともにー ”
あ…っ、取られた…。
《もも》読まれたから《もろ》は
一字決まりになってた…。
得意札の《もろ》抜かれるなんて、
やばい、調子が悪い。
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千早「NAME1ーっ!やっと一緒に試合できるね!
太一もいるし、思い出すよね!
あーあ、新もここにいたらなぁー。」
かるたに集中しなきゃって思うのに
胸がきゅっと締め付けられて痛い。
千早と太一とまたチームになれて
やっと一緒に戦える時がきて
嬉しい筈なのに、醜い嫉妬心が邪魔をする。
NAME1「そうだね!頑張ろうね。」
余裕なくひきつる顔を隠すように
力いっぱい頬を上げて笑った。
3回戦 ( リーグ最終戦 ) vs華咲学園
1.真島 太一
2.NAME2 NAME1
3.綾瀬 千早
4.西田 優征
5.駒野 勉
華咲は女子校だけど、みんな凄く気が強そう。
メンタルに自信がないばっかりに
一瞬だが気迫に押される。
なにビビってんの、私。
大丈夫。
ちゃんとペース持ってくれば集中できるし
自分のかるたができる。
その為に見直しもやってきたんだから。
ちゃんと努力実らせなきゃ。
自陣も敵陣も取札悪くない。
大丈夫、大丈夫…。
隣にいる千早がちらちらと視界に入る。
悪い意味で意識してしまって
上手く集中ができない。
” なにわづに さくやこのはな ふゆごもり
いまをはるべと さくやこのはな ”
” お ”
バッ
” K ”
バンッ
” uやまにー ”
敵陣《おも》に飛び出しM音が聴こえず
空札《おと》のTでも《をぐ》のGでもない。
K特有の引っかかる息。
自陣《おく》に素早く戻り先取した。
大丈夫。
勢い出てるよ。
大丈夫。
まだ落ち着いてくれない心に全力で
言い聞かせるけど、中々届いてはくれない。
新と千早のことでいっぱいいっぱいな自分と
試合に集中しようと必死になる自分が
脳内でくっきり二分割され喧嘩する。
自分で自分を纏めることができなくなっていた。
” もろ ”
バンッ
” ともにー ”
あ…っ、取られた…。
《もも》読まれたから《もろ》は
一字決まりになってた…。
得意札の《もろ》抜かれるなんて、
やばい、調子が悪い。
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