第六章*
お名前入力
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
.
奏「NAME1ちゃん、また明日。」
NAME1「うん、ばいばい。」
授業終了後のホームルームが終わり、
バタバタと教室を出る奏ちゃんを見送る。
帰りがけに部室を遠巻きに覗いてみると
肉まんくんもみんなも生き生きとしていて、
なんだかかるた部から私がいなくなった途端
歯車が上手く動き出したようで少し切なかった。
それでも今は
私自身が強くなることが
チームの強さに繋がると信じて
今日も白波会の練習場へと向かう。
新の素早い渡り手。
原田先生の勢いある飛び込み。
他人の良いところを吸収したらもっと強くなれる。
工夫を加えて自分のスタイルを作っていくんだ。
----------------------------------------
To. 新〈arata-wataya@xxx.xx.xx〉
----------------------------------------
Sub. Re:Re:Re:おはよう
----------------------------------------
学校終わって今から白波会だよ。
今日もお互い練習がんばろーね!
----------------------------------------
新にメールを返して
夏を思わせる蒸した風を感じながら
自分に喝を入れた。
原田「やぁNAME1ちゃん。」
NAME1「あれ、原田先生、早いですね。」
原田「今日は午後休診だからね。
みっちり試合しようか!」
NAME1「よろしくお願いします。」
原田「知り合いにね、前にNAME1ちゃんが出た
金沢大会のビデオを見せてもらったんだ。」
決勝のこと、記憶が全然無かったけど
日が経つにつれて少し思い出してきている。
とにかくすごく勝ちたい思いが強くて
今までに無い程の集中力を発揮したんだ。
原田「あの集中力をいつでも引き出せたら
きっときみの力はトップクラスだ。」
NAME1「かるた部の机くんにも
安定性を指摘されました。
集中にムラがあるから
常に100%を出し切ることができないんだって。」
あの決勝戦は、楽しくなかった。
だけど上に行くには、楽しさよりも
勝つことを優先しなければいけない時が
あるんだと思う。
そういう覚悟もできなければ
クイーンを目指す資格は無い。
.
奏「NAME1ちゃん、また明日。」
NAME1「うん、ばいばい。」
授業終了後のホームルームが終わり、
バタバタと教室を出る奏ちゃんを見送る。
帰りがけに部室を遠巻きに覗いてみると
肉まんくんもみんなも生き生きとしていて、
なんだかかるた部から私がいなくなった途端
歯車が上手く動き出したようで少し切なかった。
それでも今は
私自身が強くなることが
チームの強さに繋がると信じて
今日も白波会の練習場へと向かう。
新の素早い渡り手。
原田先生の勢いある飛び込み。
他人の良いところを吸収したらもっと強くなれる。
工夫を加えて自分のスタイルを作っていくんだ。
----------------------------------------
To. 新〈arata-wataya@xxx.xx.xx〉
----------------------------------------
Sub. Re:Re:Re:おはよう
----------------------------------------
学校終わって今から白波会だよ。
今日もお互い練習がんばろーね!
----------------------------------------
新にメールを返して
夏を思わせる蒸した風を感じながら
自分に喝を入れた。
原田「やぁNAME1ちゃん。」
NAME1「あれ、原田先生、早いですね。」
原田「今日は午後休診だからね。
みっちり試合しようか!」
NAME1「よろしくお願いします。」
原田「知り合いにね、前にNAME1ちゃんが出た
金沢大会のビデオを見せてもらったんだ。」
決勝のこと、記憶が全然無かったけど
日が経つにつれて少し思い出してきている。
とにかくすごく勝ちたい思いが強くて
今までに無い程の集中力を発揮したんだ。
原田「あの集中力をいつでも引き出せたら
きっときみの力はトップクラスだ。」
NAME1「かるた部の机くんにも
安定性を指摘されました。
集中にムラがあるから
常に100%を出し切ることができないんだって。」
あの決勝戦は、楽しくなかった。
だけど上に行くには、楽しさよりも
勝つことを優先しなければいけない時が
あるんだと思う。
そういう覚悟もできなければ
クイーンを目指す資格は無い。
.