第六章*
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原田「…ほう!また思い切ったね。ヤラシイ!」
……え、なに。
原田先生、私にセクシー要素求めてたの…!?
NAME1「やらしいですかコレ?!」
坪口「わー、やらしいねー、
でもNAME1ちゃんの言うヤラシイではないよね(笑)」
NAME1「あ、広史さん。」
坪口「正直NAME1ちゃんは速いけど
あんまりやりにくくなくて、
自分のかるたさせてもらえるなーって
感じだったけど…これは手強そうだね。」
NAME1「…手強そうって…超上から目線…
元々広史さん私と互角じゃん……(ぼそっ)」
坪口「…え?!なんか今毒吐いた?!」
血の気を引かせて落ち着かない広史さんをよそに
原田先生はまじまじと私の配置表を見つめる。
原田「NAME1ちゃん、
どういう考えでこの配置にしたんだい?
今までどおりのやり方じゃこの配置も
活きるとは思えないけど。」
坪口「上段に一字決まり持ってくる人なんか
中々見たことないしな……。」
NAME1「はい、
まず出だしが同じ音の三字決まり以上は
渡れるよう組みました。
更に、狙われやすい左上段にあえて得意札の
一字二字決まりを置いて確実に守ることで、
相手に攻めさせず、メンタルを削り
流れをこちらに寄せる目的もあります。」
原田「なるほど。
上段一字決まりはスピードに
自信がある人でないと出来ない配置だね。
でも今まできみが
渡り手を使うのは見たことがないよ?」
NAME1「まだ練習中ですが形にはなってきました。」
坪口「へー!高度なものを!さすがだねー。」
《はるの・はるす》《はなの・はなさ》
《なげき・なげけ》《わすら・わすれ》
など始め二字が同じ札は固めて置く人が多い中、
全てバラけさせて相手の払い出しや押し出しを阻止。
いわゆる《守りがるた》向きの配置だ。
原田「苦手な左下段のほうは?」
NAME1「全方位、楽に腕が伸びるよう
体勢も見直しました。
でもやっぱりまだ自信がないので
左下段の配置は少し薄めにしています。」
原田「NAME1ちゃん、きみは
守りがるたに転向する気なのかい?」
NAME1「いえ!
私が今までやってきたのは攻めがるたですから。
そこは崩さず、むしろもっとガンガンに
攻められるようになって、
更に自陣も強くなりたいです。」
坪口「わぁお贅沢。」
NAME1「だって目標はクイーンですから。」
詩暢ちゃんは守りがるた寄りで
自陣がめちゃくちゃ固い。
でも敵陣も颯爽と抜いていく。
それ以上にならないと
詩暢ちゃんは越せないから。
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原田「…ほう!また思い切ったね。ヤラシイ!」
……え、なに。
原田先生、私にセクシー要素求めてたの…!?
NAME1「やらしいですかコレ?!」
坪口「わー、やらしいねー、
でもNAME1ちゃんの言うヤラシイではないよね(笑)」
NAME1「あ、広史さん。」
坪口「正直NAME1ちゃんは速いけど
あんまりやりにくくなくて、
自分のかるたさせてもらえるなーって
感じだったけど…これは手強そうだね。」
NAME1「…手強そうって…超上から目線…
元々広史さん私と互角じゃん……(ぼそっ)」
坪口「…え?!なんか今毒吐いた?!」
血の気を引かせて落ち着かない広史さんをよそに
原田先生はまじまじと私の配置表を見つめる。
原田「NAME1ちゃん、
どういう考えでこの配置にしたんだい?
今までどおりのやり方じゃこの配置も
活きるとは思えないけど。」
坪口「上段に一字決まり持ってくる人なんか
中々見たことないしな……。」
NAME1「はい、
まず出だしが同じ音の三字決まり以上は
渡れるよう組みました。
更に、狙われやすい左上段にあえて得意札の
一字二字決まりを置いて確実に守ることで、
相手に攻めさせず、メンタルを削り
流れをこちらに寄せる目的もあります。」
原田「なるほど。
上段一字決まりはスピードに
自信がある人でないと出来ない配置だね。
でも今まできみが
渡り手を使うのは見たことがないよ?」
NAME1「まだ練習中ですが形にはなってきました。」
坪口「へー!高度なものを!さすがだねー。」
《はるの・はるす》《はなの・はなさ》
《なげき・なげけ》《わすら・わすれ》
など始め二字が同じ札は固めて置く人が多い中、
全てバラけさせて相手の払い出しや押し出しを阻止。
いわゆる《守りがるた》向きの配置だ。
原田「苦手な左下段のほうは?」
NAME1「全方位、楽に腕が伸びるよう
体勢も見直しました。
でもやっぱりまだ自信がないので
左下段の配置は少し薄めにしています。」
原田「NAME1ちゃん、きみは
守りがるたに転向する気なのかい?」
NAME1「いえ!
私が今までやってきたのは攻めがるたですから。
そこは崩さず、むしろもっとガンガンに
攻められるようになって、
更に自陣も強くなりたいです。」
坪口「わぁお贅沢。」
NAME1「だって目標はクイーンですから。」
詩暢ちゃんは守りがるた寄りで
自陣がめちゃくちゃ固い。
でも敵陣も颯爽と抜いていく。
それ以上にならないと
詩暢ちゃんは越せないから。
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