第六章*
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色とりどりの野菜たち、とろりとした半熟卵と
ベーコンを乗せたトーストを頬張りながら
携帯電話を耳に当て、プルルと無機質な音を鳴らす。
新「NAME1?!」
NAME1「…ふぁっ?!」
数秒もせずに出るから
驚いておかしな声を発してしまった。
新「どうしたんやNAME1!」
NAME1「ほふぁほう!」
新「え?な、何があったんや。」
喉を鳴らして口の中のものを奥へ飲み込む。
NAME1「おはようっ、新!」
新「お、おはよう。どしたんや?」
NAME1「ん?何も無いけど…。
そんなすぐ出ると思わなくてびっくりした。」
新「NAME1から電話なんて珍しいで
何かあったんかと心配したわ…。」
NAME1「ちょっと声聞きたかっただけだよ。」
新「…ほうか、嬉しいわ。」
胸がドキドキと音を立てて痛い。
すぐに飛んで行きたい程会いたい気持ちが、
声を聞いて一段と高まっていった。
NAME1「原田先生にね、
定位置見直せって言われて
昨日から徹夜で組み直したんだー。」
新「えっ徹夜?あんま無理せんでよ。」
いつもどおりの優しい言葉が
今まで以上に心を晴れさせる。
NAME1「次会うのは全国かなぁ。」
新「うん。」
NAME1「まだ1ヶ月以上あるね。」
新「ほやの。」
前までは『 会いたい 』なんてすぐ口に出せた。
今はもう、そんなことを言おうとしただけで
頭が逆上せて湯気が湧き出そう。
本当に私は
新に恋をしてしまったんだと痛烈に感じる。
NAME1「じゃあ、またね。
朝早くからごめんね。」
新「早朝でも深夜でもいいで
またいつでも電話して。」
NAME1「うん…!」
勢い良く、だけど静かに、
ブレることなく真っ直ぐに燃え上がる想い。
あぁ、きっと、
これがかなちゃんが言ってた《 千速振る 》なんだ。
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色とりどりの野菜たち、とろりとした半熟卵と
ベーコンを乗せたトーストを頬張りながら
携帯電話を耳に当て、プルルと無機質な音を鳴らす。
新「NAME1?!」
NAME1「…ふぁっ?!」
数秒もせずに出るから
驚いておかしな声を発してしまった。
新「どうしたんやNAME1!」
NAME1「ほふぁほう!」
新「え?な、何があったんや。」
喉を鳴らして口の中のものを奥へ飲み込む。
NAME1「おはようっ、新!」
新「お、おはよう。どしたんや?」
NAME1「ん?何も無いけど…。
そんなすぐ出ると思わなくてびっくりした。」
新「NAME1から電話なんて珍しいで
何かあったんかと心配したわ…。」
NAME1「ちょっと声聞きたかっただけだよ。」
新「…ほうか、嬉しいわ。」
胸がドキドキと音を立てて痛い。
すぐに飛んで行きたい程会いたい気持ちが、
声を聞いて一段と高まっていった。
NAME1「原田先生にね、
定位置見直せって言われて
昨日から徹夜で組み直したんだー。」
新「えっ徹夜?あんま無理せんでよ。」
いつもどおりの優しい言葉が
今まで以上に心を晴れさせる。
NAME1「次会うのは全国かなぁ。」
新「うん。」
NAME1「まだ1ヶ月以上あるね。」
新「ほやの。」
前までは『 会いたい 』なんてすぐ口に出せた。
今はもう、そんなことを言おうとしただけで
頭が逆上せて湯気が湧き出そう。
本当に私は
新に恋をしてしまったんだと痛烈に感じる。
NAME1「じゃあ、またね。
朝早くからごめんね。」
新「早朝でも深夜でもいいで
またいつでも電話して。」
NAME1「うん…!」
勢い良く、だけど静かに、
ブレることなく真っ直ぐに燃え上がる想い。
あぁ、きっと、
これがかなちゃんが言ってた《 千速振る 》なんだ。
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