第六章*
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関東は梅雨入りして雨ばかりが降り
空は灰色に暗く沈んで、
音は耳鳴りのように絶え間なく響く。
奏「雨ばかりで気が落ちますね。
NAME1ちゃん、耳障りでしょう?」
NAME1「うん…。集中できない…。」
こんな古びた作りの部室では
窓を閉めきっていても耳に入る雨の音。
うるさい…。
耳が良すぎるのも考えものだ。
でも練習に集中できないのは
本当にこの雨のせいなのか。
千早「東京都予選まであと1週間!
みんな気合い入れて特訓するよー!」
千早は本気で団体戦優勝を狙ってる。
私は…正直団体戦より個人戦が本命だし
みんな楽しくやれたらそれで…って感じかな。
でもだからって団体戦を捨ててる訳じゃない。
個人の成長が、団体戦でも必ず役に立つ。
NAME1「今日これから白波会行くんだけど
千早と太一も一緒にどう?」
千早「行く行くー!」
太一「あれ?NAME1、
横浜のかるた会所属じゃねーの?」
NAME1「言ってなかったっけ、
四月から白波会に入れてもらったんだよ。」
前はおばあちゃんの知り合いがやってる
横浜のかるた会に入ってた。
大会出る為だけの所属みたいなもので
中学上がってからはほとんど顔出してなかったけど。
太一「へー。前のとこよく許してくれたな。
NAME1程実力あったら普通離したくないだろうに。」
NAME1「遠いしあんまり行ってなかったから
おばあちゃんにお願いしてさ。」
千早「え、じゃあ練習はどこで?」
NAME1「知り合いの学校のかるた部に
混ぜてもらったりしてたよ。」
新に送ってもらったこの間の動画を
今日は原田先生にも見てもらうんだ。
白波会の攻めがるたを徹底的に叩き込んで
高校選手権に臨みたい。
それにはもう時間が少ないから、
毎日一分でも長くかるたに触れるんだ。
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関東は梅雨入りして雨ばかりが降り
空は灰色に暗く沈んで、
音は耳鳴りのように絶え間なく響く。
奏「雨ばかりで気が落ちますね。
NAME1ちゃん、耳障りでしょう?」
NAME1「うん…。集中できない…。」
こんな古びた作りの部室では
窓を閉めきっていても耳に入る雨の音。
うるさい…。
耳が良すぎるのも考えものだ。
でも練習に集中できないのは
本当にこの雨のせいなのか。
千早「東京都予選まであと1週間!
みんな気合い入れて特訓するよー!」
千早は本気で団体戦優勝を狙ってる。
私は…正直団体戦より個人戦が本命だし
みんな楽しくやれたらそれで…って感じかな。
でもだからって団体戦を捨ててる訳じゃない。
個人の成長が、団体戦でも必ず役に立つ。
NAME1「今日これから白波会行くんだけど
千早と太一も一緒にどう?」
千早「行く行くー!」
太一「あれ?NAME1、
横浜のかるた会所属じゃねーの?」
NAME1「言ってなかったっけ、
四月から白波会に入れてもらったんだよ。」
前はおばあちゃんの知り合いがやってる
横浜のかるた会に入ってた。
大会出る為だけの所属みたいなもので
中学上がってからはほとんど顔出してなかったけど。
太一「へー。前のとこよく許してくれたな。
NAME1程実力あったら普通離したくないだろうに。」
NAME1「遠いしあんまり行ってなかったから
おばあちゃんにお願いしてさ。」
千早「え、じゃあ練習はどこで?」
NAME1「知り合いの学校のかるた部に
混ぜてもらったりしてたよ。」
新に送ってもらったこの間の動画を
今日は原田先生にも見てもらうんだ。
白波会の攻めがるたを徹底的に叩き込んで
高校選手権に臨みたい。
それにはもう時間が少ないから、
毎日一分でも長くかるたに触れるんだ。
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