第五章*
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小鳥のさえずりが聞こえ
柔らかく白んだ光が
カーテンの僅かな隙間からこぼれ入る。
…やばい。
朝になってしまった…。
トントンとまな板を叩く音を捉えると
そっと身体を起こしてポーチを手に取り、
すぅすぅと寝息を立てる新を起こさぬよう
静かに忍び足で部屋を出た。
壁に手を添わせ、
足を前に出して床に擦りながら
入念な前方確認をしつつ洗面所に向かう。
見えないながらも何とか辿り着き、
顔を洗って気がついた。
タオルが無い…。
仕方が無いから、
新に借りたスウェットのお腹で顔を拭いて
少し充血した瞳にコンタクトを入れる。
うぅ、寝てないから
レンズの乗り悪いぃ…。
NAME1「うわっ。」
鏡に映った顔が酷くやつれていて、
自分でもドン引き。
瞼をしばしばさせながら歯を磨き髪を梳いた。
NAME1「おはよーございますう。」
新母「NAME1ちゃん、おはよう。
あらっ、酷いクマやが。どしたんや。」
NAME1「あはは…。
寝れなくて気づいたらもう朝で…。」
力なく笑うと、新ママがハッと包丁を置いて
ニヤニヤしながら私に近寄る。
新母「…新かっ?新となんかあったんか?
あの子が何したんや、のぅのぅ。」
……ん?
何かあったのか聞く時って、
普通は心配して言うよね。
新ママ楽しそうだけど、どういう意味だろ。
というか、新と何かあった訳じゃないし…。
NAME1「いや、新何にもしてないよ?」
それを聞くと、新ママはがっくりと肩を落とし
新母「我が息子は小心者やの…。」
またまた頭にハテナが浮かんだ。
理解できないのは寝不足だからかな?
でも頭回んないおかげで
夜通し悩んだ一件はだいぶ落ち着いている。
って駄目じゃん!
今日南雲会行くのに頭回んないとか。
顔も酷いし最悪…。
新母「NAME1ちゃん、そろそろご飯できるで
新起こしてきたって。」
NAME1「はぁーい。」
う。
この顔見せたくないな…。
クマだけ隠してから起こそ。
ポーチからコンシーラーと
ファンデーションを取り出して
いそいそと肌を整えた。
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小鳥のさえずりが聞こえ
柔らかく白んだ光が
カーテンの僅かな隙間からこぼれ入る。
…やばい。
朝になってしまった…。
トントンとまな板を叩く音を捉えると
そっと身体を起こしてポーチを手に取り、
すぅすぅと寝息を立てる新を起こさぬよう
静かに忍び足で部屋を出た。
壁に手を添わせ、
足を前に出して床に擦りながら
入念な前方確認をしつつ洗面所に向かう。
見えないながらも何とか辿り着き、
顔を洗って気がついた。
タオルが無い…。
仕方が無いから、
新に借りたスウェットのお腹で顔を拭いて
少し充血した瞳にコンタクトを入れる。
うぅ、寝てないから
レンズの乗り悪いぃ…。
NAME1「うわっ。」
鏡に映った顔が酷くやつれていて、
自分でもドン引き。
瞼をしばしばさせながら歯を磨き髪を梳いた。
NAME1「おはよーございますう。」
新母「NAME1ちゃん、おはよう。
あらっ、酷いクマやが。どしたんや。」
NAME1「あはは…。
寝れなくて気づいたらもう朝で…。」
力なく笑うと、新ママがハッと包丁を置いて
ニヤニヤしながら私に近寄る。
新母「…新かっ?新となんかあったんか?
あの子が何したんや、のぅのぅ。」
……ん?
何かあったのか聞く時って、
普通は心配して言うよね。
新ママ楽しそうだけど、どういう意味だろ。
というか、新と何かあった訳じゃないし…。
NAME1「いや、新何にもしてないよ?」
それを聞くと、新ママはがっくりと肩を落とし
新母「我が息子は小心者やの…。」
またまた頭にハテナが浮かんだ。
理解できないのは寝不足だからかな?
でも頭回んないおかげで
夜通し悩んだ一件はだいぶ落ち着いている。
って駄目じゃん!
今日南雲会行くのに頭回んないとか。
顔も酷いし最悪…。
新母「NAME1ちゃん、そろそろご飯できるで
新起こしてきたって。」
NAME1「はぁーい。」
う。
この顔見せたくないな…。
クマだけ隠してから起こそ。
ポーチからコンシーラーと
ファンデーションを取り出して
いそいそと肌を整えた。
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