第五章*
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新「膝を軸に一番身体が
自由に動く体勢で取るんや。」
2時間みっちり渡り手だけを練習。
だいぶ形にはなってきた。
半ば強引にお願いしたのに、
新は熱心に指導をしてくれる。
NAME1「明日はバイト?」
新「休みや。」
NAME1「じゃあさ、南雲会行きたい!」
新「いいよ。元々は行くつもりやったで。」
NAME1「やった!」
新「明日は日曜やで
栗山先生も村尾さんもいると思うでの。」
NAME1「よーし、
たっぷりアドバイスしてもらお。」
お風呂を借りて、髪を乾かし、そっと新を呼ぶ。
だって急に来たからまた眼鏡無いもん。
NAME1「ふふふ、
またおんぶー。楽ちんですなあ。」
新の背中は不思議。
私をすごく幸せな気持ちにしてくれるの。
陽だまりにいるみたいに暖かくて、
身体の力が抜けていくような安心感。
おろして欲しくなくて、
ずっとこのままでいたくて、
いつまでも部屋に着かなければいいのにって。
だけど新はおんぶしてくれる時、
いつも押し黙ってしまう。
…まさか、重くて必死なんだったらどうしよ!
またもやネガティブ思考の本質が
姿を現してしまった。
突然の不安に駆られて青ざめる。
NAME1「もしかして…私重い?」
新「全然重たない。大丈夫や。」
そう言う癖に、やっぱりまた喋らなくなるし。
変な新!
新「俺もシャワー浴びてくるでの。」
待ってて、と微笑んで、
前みたいに寝ててって言わない。
なんだか嬉しいような、恥ずかしいような、
面映ゆくて顔が火照った。
ん?
恥ずかしいのは何でだろう。
最近、新のこともだけど、
自分のこともよく分からないでいる。
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新「膝を軸に一番身体が
自由に動く体勢で取るんや。」
2時間みっちり渡り手だけを練習。
だいぶ形にはなってきた。
半ば強引にお願いしたのに、
新は熱心に指導をしてくれる。
NAME1「明日はバイト?」
新「休みや。」
NAME1「じゃあさ、南雲会行きたい!」
新「いいよ。元々は行くつもりやったで。」
NAME1「やった!」
新「明日は日曜やで
栗山先生も村尾さんもいると思うでの。」
NAME1「よーし、
たっぷりアドバイスしてもらお。」
お風呂を借りて、髪を乾かし、そっと新を呼ぶ。
だって急に来たからまた眼鏡無いもん。
NAME1「ふふふ、
またおんぶー。楽ちんですなあ。」
新の背中は不思議。
私をすごく幸せな気持ちにしてくれるの。
陽だまりにいるみたいに暖かくて、
身体の力が抜けていくような安心感。
おろして欲しくなくて、
ずっとこのままでいたくて、
いつまでも部屋に着かなければいいのにって。
だけど新はおんぶしてくれる時、
いつも押し黙ってしまう。
…まさか、重くて必死なんだったらどうしよ!
またもやネガティブ思考の本質が
姿を現してしまった。
突然の不安に駆られて青ざめる。
NAME1「もしかして…私重い?」
新「全然重たない。大丈夫や。」
そう言う癖に、やっぱりまた喋らなくなるし。
変な新!
新「俺もシャワー浴びてくるでの。」
待ってて、と微笑んで、
前みたいに寝ててって言わない。
なんだか嬉しいような、恥ずかしいような、
面映ゆくて顔が火照った。
ん?
恥ずかしいのは何でだろう。
最近、新のこともだけど、
自分のこともよく分からないでいる。
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