単語で30題
おなまえへんかん
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ティータイム
出庁してきたのはもういつだっただろうか。それぐらい長く机に置いてある書類の束と戦っていた。でもまだまだ半分を消化したところだ。まだまだ終わりは見えない。出庁してからご飯もろくに食べていない。私は一旦集中してしまうと誰かに声をかけられるまで作業に没頭してしまうので、ご飯を食べるのを忘れるのだ。そういえば前も風見さんや降谷さんにそれで怒られたのだと思い出した。またあの二人に怒られるのは気が引けてしまうので休憩室の隣にあった自動販売機で栄養食と眠気覚ましにコーヒーを買ってまた作業を再開した。
「彼方休憩だ」
と肩を叩かれて見てみると風見さんの姿が。いつ来たのかと聞くと昨日にはもういたらしい。気づかなかった…。「おまえ、今日が出庁して何日目か知っているか」と聞かれたので「知りません」というと怒り気味で「5日目だ」と言われた。それぐらい経ってたのか。
「これは降谷さんに報告だな」
「ちゃんとご飯は食べました!!」
「そこに散らばってるカロリーメイトか」
「?そうですがなにか?」
「それはご飯と言わんだろう着いてこい」
「あだだだだ!風見さん引っ張らないで!行くから!」
そう風見さんに引っ張られて着いたのが会議室だった。
「いやなんで会議室ですか」
「仕事も気にせずにゆっくり食べてもらいたいのでな」
「いやっ早く仕事させてくださいよ」
「その前にお前はご飯タイムだ」
「…わかりましたよ…ご飯なんですか」
「降谷さんのサンドイッチ」
「っえ…降谷さんのですか!激レアじゃないですか!」
「味わって食べろと言ってたぞ」
「わーい!いただきまーす!」
「あ、言い忘れてたが後で降谷さんも来るそうだ。お前とティータイムがしたいと言ってたぞ」
「…もうチクったんですか」
「社会ではほうれんそうが大切だからな」
「…ティータイムじゃなくて説教でしょ…」
「…まあ頑張れ」
そう言った風見さんを私は一生呪ってやりたいと思う。
それからまもなくして風見さんと入れ替わるようにニッコニコの降谷さんが会議室に入ってきた。なんか茶葉とティーセットを持って。「久しぶりだな」と言う割には顔が笑っていなかった。笑顔のくせに。これがトリプルフェイスの実力だ。それから彼は無言で紅茶を作って私と自分の分を作って、私の前に紅茶を置いた。
「彼方またご飯食べてなかったらしいな」
「ひええ…カロリーメイトもご飯です」
「ご飯じゃない」
「…これからはちゃんと食べるようにします」
「その台詞この前も聞いたような気がするんだが」
「ひいい…」
「…週一でポアロに来るように義務付けてやろうか」
「それは難易度高すぎます…」
「じゃあ自分でご飯食べられるよな?」
「…はい」
それから私は降谷さんの言いつけ通りにご飯を忘れないようになった。なんでかって?もうあんな地獄のようなティータイムは懲り懲りだからだ。
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とてもオチが曖昧ですね…すみません…
出庁してきたのはもういつだっただろうか。それぐらい長く机に置いてある書類の束と戦っていた。でもまだまだ半分を消化したところだ。まだまだ終わりは見えない。出庁してからご飯もろくに食べていない。私は一旦集中してしまうと誰かに声をかけられるまで作業に没頭してしまうので、ご飯を食べるのを忘れるのだ。そういえば前も風見さんや降谷さんにそれで怒られたのだと思い出した。またあの二人に怒られるのは気が引けてしまうので休憩室の隣にあった自動販売機で栄養食と眠気覚ましにコーヒーを買ってまた作業を再開した。
「彼方休憩だ」
と肩を叩かれて見てみると風見さんの姿が。いつ来たのかと聞くと昨日にはもういたらしい。気づかなかった…。「おまえ、今日が出庁して何日目か知っているか」と聞かれたので「知りません」というと怒り気味で「5日目だ」と言われた。それぐらい経ってたのか。
「これは降谷さんに報告だな」
「ちゃんとご飯は食べました!!」
「そこに散らばってるカロリーメイトか」
「?そうですがなにか?」
「それはご飯と言わんだろう着いてこい」
「あだだだだ!風見さん引っ張らないで!行くから!」
そう風見さんに引っ張られて着いたのが会議室だった。
「いやなんで会議室ですか」
「仕事も気にせずにゆっくり食べてもらいたいのでな」
「いやっ早く仕事させてくださいよ」
「その前にお前はご飯タイムだ」
「…わかりましたよ…ご飯なんですか」
「降谷さんのサンドイッチ」
「っえ…降谷さんのですか!激レアじゃないですか!」
「味わって食べろと言ってたぞ」
「わーい!いただきまーす!」
「あ、言い忘れてたが後で降谷さんも来るそうだ。お前とティータイムがしたいと言ってたぞ」
「…もうチクったんですか」
「社会ではほうれんそうが大切だからな」
「…ティータイムじゃなくて説教でしょ…」
「…まあ頑張れ」
そう言った風見さんを私は一生呪ってやりたいと思う。
それからまもなくして風見さんと入れ替わるようにニッコニコの降谷さんが会議室に入ってきた。なんか茶葉とティーセットを持って。「久しぶりだな」と言う割には顔が笑っていなかった。笑顔のくせに。これがトリプルフェイスの実力だ。それから彼は無言で紅茶を作って私と自分の分を作って、私の前に紅茶を置いた。
「彼方またご飯食べてなかったらしいな」
「ひええ…カロリーメイトもご飯です」
「ご飯じゃない」
「…これからはちゃんと食べるようにします」
「その台詞この前も聞いたような気がするんだが」
「ひいい…」
「…週一でポアロに来るように義務付けてやろうか」
「それは難易度高すぎます…」
「じゃあ自分でご飯食べられるよな?」
「…はい」
それから私は降谷さんの言いつけ通りにご飯を忘れないようになった。なんでかって?もうあんな地獄のようなティータイムは懲り懲りだからだ。
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とてもオチが曖昧ですね…すみません…